トルコ旅行 イスタンブール1日市内観光ツアー その2
次は地下宮殿。みんな見るところが近所なので歩いて回れます。通りをはさんで隣にあるんですもの。 とても入り口とは思わないような小さな建物が入り口です。階段をおりていくとひんやりとした空気が流れてきます。ぼんやりとした明かりの中にたくさんの柱が並んでいます。宮殿と言っても貯水池の跡だそうで、今でも浅く水がたまってます。当時は天井までいっぱいに水がたくわえられていたんだとか。とても幻想的な眺めです。 ちなみに写真はオイラではありません。暗い通路を奥へと進むと1本他とは違った模様の柱が立ってます。これは「涙の柱」と言われており、涙が流れるときのような模様からそういわれており、願掛けの柱だそうです。アヤソフィアにも同じような柱があるのですが、穴が開いており、親指を入れてぐるっと360度まわすと願いがかなうと言うらしいです。 更に奥までいくとガイドブックにものっているメデューサの頭の像が柱の下側にあります。なぜか横向きと、さかさまの二つ。写真とってたら、同行の先生にこういうのはなんか写真をとると不吉だな~と言われてしまいしました。ちょっと前までは泥に埋もれていて発見されな亭無かったそうです。水が満面とたたえられて誰も見ることのなかった柱の下にこんな彫刻があったというのも驚きですが、なんでメデューサなんでしょうね?ここで昼食へ。日本の修学旅行みたいですが、どうやらツアー客が多く利用するレストランのようです。割と伝統的なトルコ料理がでてきました。味もまあそこそこ。最後にトルココーヒーを頼んだのですが、ガイドさんがトルココーヒーで占いが出来ると教えてくれました。トルココーヒーはコーヒーの粉に直接お湯を注いで作りますから最後に粉が沈んで残ります。飲み終えた後、器が冷めるのを待ってカップの上にお皿をのせて胸の前で水平に願いながら数回転させます。そののちおもむろにえいやっとひっくりかえしまして、カップにのこるコーヒーの粉が作り出す模様で占うのだそうです。面白いですが、オイラたちが見てもわかりませんからガイドさんに見てもらいました。ガイドさんもあまり上手ではないといってましたが楽しめました。午後からはグランドバザールに行くと言う予定なのですが、その前にせっかくなのでトルコ絨毯を見に行きましょうと。といってもどうやらツアーによくありがちなガイドにマージンが入るお店だったのではないかと思われます。トルコ絨毯はペルシャ絨毯や中国絨毯の元祖で、その編み方もダブルノットといって2重編みなので1重編みのペルシャ、中国よりも頑丈で長持ちするそうです。店の店員が流暢な日本語で「玄孫(やしゃご)の代までもちマース」なんていうもんですから。たしかにものは良いしとてもきれいなので見ているだけでも眼の保養になりますが1枚10万以上もするものはそうおいそれとは買えませんね。一緒に行った先生が少し詳しくて、一生懸命見ていたら狙われていました。結局買わなかったですけどね。グランドバザールはもう、4400もの店がひしめきあってますのでどこに行ったもんだかわかりません。だいたいどのあたりのエリアにどういう店があるというエリアが決まっているようですが、今回欲しいものも特にないのでお土産用にカラスミと奥様のトルコ石のアクセサリーに焦点をしぼりまして、ほどんど中をみないで決まった店で買い物です。しかしながら後でわかったことですが、カラスミ買うならグランドバザールでは買わないほうがよいです。なんだかんだいって値切ってもしょせん観光地。どうせ買うなら地元民が多いエジプシャンバザールの方が安かったです。まあ、決して味は悪くないし、ガイドさんが言うにはものはグランドバザールの私たちが買った店のほうが良いというのですけれども。でも、なんだかこれもマージン入ってるんじゃないかなぁ?まあ、よいガイドさんではあったのですけれどもね。ちょっとこの辺怪しいです。やっぱり自分でいろいろ店を回って価格を比較してって言うほうが納得がいく買い物は出来るかもしれませんし、楽しいかもね。でも時間かかりますけど。グランドバザールでもエジプシャンバザールでも日本人と見るや客引きが寄ってきます。腕を取ったりというのはないですけれど、必ず呼びかけてきます。その声のかけ方によくあったのが「オチマシタヨ」っていうやつ。日本人なら振り向いちゃいますよね。慣れてからはもう無視ですけれど。みんな日本語うまいですよ。夜は他の先生がおいしかったと言っていたシーフードレストランへいくことにしましたが、車で15分くらいと言われていたら、大渋滞で予約時間に30分遅刻です。席がなくなることはありませんでしたがイスタンブールはほんと渋滞だらけです。運転も粗いし割り込みまくり、スピード出しすぎで、のっていてほんとにおっかない。料理は一見豪華で、たしかにおいしいんですけど絶賛するほどでもないかな~。日本で食べるほうが魚介はおいしいですね。一番おいしいと思ったのがイカの焼いたのにソイソースがけ・・・醤油ですね。ようするにいかぽっぽ焼きです。ワインはトルコワインの白を頼んだのですがおいしかったです。 帰りのタクシーの運転がまた粗い。うちの奥様が助手席に乗ってたのですがヒィヒィいってたら面白がって更にスピード出したり、F-1もどきの運転をします。さわぐと喜ぶので勤めて平静を装う。こういう運転手が多かったです。気をつけましょう。