３年程前の今ぐらいの時期、
真夜中１時頃ネットしてると
パリンとかポンとか
ガラス瓶を投げつけて割ってるような
そんな音が外から聞こえてきた

「こんな時間にうるさいな？」
どこかの馬鹿がガラス瓶割って遊んでるのかと
四階の部屋の窓から下を見ると
あら？明るい…

ベランダに出て下見たら
真っ赤な炎が一階付近から上がっているのです

「あ。。火事だ…」
その瞬間、部屋を見渡して
何を持って逃げるかしばし思考
一番高価なものはシンセサイザーだが
配線引っこ抜くのが急に面倒くさくなり
とにかく１１０番に電話

「はい１１０番です。事件ですか、事故ですか？」
「あれ？火事の通報てこちらでしたっけ？」
「こちらでも大丈夫ですよ。火事ですか？」
「ええ。なんか燃えてますね。派手に。。」

マンションの住所を知らせて
もう一度ベランダから下を見たら
炎は二階付近まで上がっていた
…今消せば間に合うか？と考え
とりあえず部屋を出て下まで降りると
「火事だぁぁぁっ！」と
隣のお米屋さんのおじさんが叫んでいた
遅いよ。

火事は一階の部屋ではなく
ゴミ置き場から発生したらしく
近くの駐輪場に停めてある大型バイクが
体に悪そうな黒い炎を上げていた

消火器ないかな？？と
一階の廊下付近を探していたら
隣のお米屋さんのおじさんが
何本も消火器を道路に運んでいた
（お米屋さんは灯油とかも扱っていたため
家に何本も消火器を持っていた）

隣家の人とかお米屋さんとかと
消火活動に参加するＧＥＮＥＳＩＤＥ ＭＯＤＥユキヤ
げほげほ。。

初消火器が初実践だったが
火元に向かって消火器をプシュー
うん。何だか楽しいな♪

結局消防車が来る頃には
ゴミ捨て場もバイクも見事鎮火
被害はゴミ捨て場の真上の階のベランダと
バイク２台と自転車数台が全滅

火元はバイクみたいで放火の可能性大らしく
第一通報者として警察官に色々聴かれ
なんだか気分悪い。
通報して消火活動までして
もちろん家賃も負けてくれなかったし
管理会社からお礼の言葉もなし。けっ

そんなハードな夜もあった
だからクリスマスだからって浮かれない