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カテゴリ:環境
荻窪の教会通りにはちみつ屋さんがある。 はちみつ専門店ラベイユ L'ABEILLE http://www.labeille.jp/top/ 品揃えが豊富で、大手デパートに出店しているほどの企業である。 なんでこんなところにという疑問があった。 もともと教会通りの奥にあった自然食品のお店から分かれたそうだ。 http://www.labeille.jp/company/message/ わたしたちは、田頭養蜂場として戦後まもない愛媛県に端を発し、1969年にはちみつと自然食品の専門店として東京の荻窪に店を構え、養蜂業も1980年代まで東京郊外で営んできました。この生産者としての誇りと知識とこだわりを追求したはちみつの専門店が、ラベイユです。
店頭では、アカシアのはちみつの味比べが行われていた。 それぞれ味見をしてみる。 日本の長野のアカシアはすっきりしている。 くせがなくクリアな味わいだと感じた。 この味を基準として、他のアカシアハチミツを舐めてみる。 ハンガリーはすごいコクがある。濃厚な味わいを感じた。 イタリアは、太陽のせいか味が独特だ。微かなスパイスもしくは、ハーブ香を感じる。
イタリアへはちみつを買い付ける記述がWEBにあった。 http://www.labeille.jp/library/travelstory/italy01/ イタリアでは、36度以下の低温度で処理がなされる。通常の40~45度とは異なる。 当然時間がかかる。 それに対して、イタリアの養蜂家はスローな発言をしている。 瓶詰め作業の温度管理もしっかりしていて、通常40℃〜45℃のところを36℃以下の低温度でゆっくりじっくりとあたためて処理します。カルミネさんの工場は、生産から製品化まで全ての工程がISO9001の認定を受けています。 「そんな低い温度ではちみつを処理するには、かなりの時間がかかるでしょう?」 イタリアの法律では、はちみつの生産と販売を厳しく管理しています。はちみつを抽出できるのは蜜巣のセルの70%以上が蜜蝋で蓋をされている巣枠のみで、温める温度も45℃を超えることはできません。そして19%以上の水分を含んだ蜂蜜の販売が禁じられています。
お茶でもはちみつでも育つ場所で農産物の味わいは大きく変わる。 同様に人間も何をしたかで、最後に得られる収穫の実りが大きく違う。 どうせなら、たくさん頑張って、より多くの実りを手にしたい。 舐めると絶妙な深いこくのあるはちみつ味の人生になりたい。
台湾のロンガン龍眼というハチミツは、アールグレイの香りがするそうだ。とりあえず、楽天検索のものを貼り付けておく。
このシチリア産オレンジを砂糖は使用せずに、オレンジ蜂蜜だけで作ったものがジュゼッペ・コニーリオの“ブラッドオレンジです。 このような環境のなかシチリアには様々な養蜂業者がいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.12.07 21:33:59
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