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カテゴリ:縄文
文部科学省へ行った。 5つの展示室とラウンジ、エントランスから構成される「情報広場」を見学した。入館は無料である。 http://www.mext.go.jp/joho-hiroba/index.htm
内容は以下の通りで、現在の文部科学省庁舎が新しい建物になっており、見学できるところは、旧庁舎となる。 旧大臣室の様子が再現されている、。 また、展示スペースごとに「教育」、「スポーツ」、「科学技術・学術」、「文化」となっており、ラウンジやエントランスにも展示がされている。 セキュリティの厳しい庁舎と違い、こちらは身分証明書の提示をせずに入館できる。
あらためて、文部科学省の役割が、教育とスポーツ、文化、学術の発展をサポートするために動いていることがわかる。 スポーツもオリンピックについてや、明治時代から現代に至る歴史やトップアスリートの記録(幅跳びや棒高跳びの記録)が展示されている。
教室では、昔の教室を再現しつつ、各机の中に年代ごとの文房具が展示されている。
自分の頃は、確かにこんな筆記用具を使っていた。 彫刻刀やボクシーのボールペンが懐かしいい。
科学技術・学術のスペースでは、日本が誇る最先端の科学技術、学術などが、江戸時代からの偉業も含め、パネルに展示されている。深海探査艇や、「はやぶさ」などに関する展示がされている。
文化のコーナーでは、文化庁が所蔵する文化財のレプリカが置かれている。 火炎式縄文土器の大きさに驚く。 これは、明らかに日常使用ではない。
遮光土器もかなり大きい。
また、アイヌの織物に込められた繊細さが伝わってくる。
その他、特別展示室で、山形大学の「世界遺産ナスカの地上絵に関する学術研究と保護活動」についての展示がされていたが、これが、一番面白かった。 2014年12月1日から2015年3月末(予定)まで展示される。 http://www.mext.go.jp/joho-hiroba/sp/index.htm 映像で、現地調査の様子や、地上を歩くと見えない絵が、ある交点に立つと直線の存在がはっきりと認識できることや、当時の人が何もない石だらけの平原で自分の位置を確認できる交点を設けていたことなど、木がたくさんある日本とは異なる方向理解があったことが説明されていた。 また、地上絵が、海水を汲んだ土器を壊して描かれたという仮説を下に土器に付着する海中成分の分析を行うなど、当時の宗教や風習なども推測している。
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Last updated
2014.12.15 15:38:07
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