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ジュネーブその日暮らし(+革モノ作り・レザークラフト)

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2020年02月15日
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カテゴリ:革モノ作り
今回から何回かにわけて、革のモノづくりはどういう感じで進めるの?というのを書いていきたいと思います。

大抵の方が、財布なりカバンなり、何かしら革で出来たものを持ってると思います。
が、レザークラフトが趣味という方以外は、それがどうやって出来上がってるのかの作業工程はご存じないと思います。

え?・・・革切って縫ってるだけでしょ?

と思ったそこのあなた!!
いやまあ、端的に言えばそうなんだけど、それだと細かい所端折り過ぎだし、もう少し詳しく説明させて(゚∀゚)

ということで、はじめたいと思います。

1.構想を練る


先に革を買ってから作るものを決めるという方もいるようですが、私の場合は先に作るものを決めてから革を選ぶのが普通です。作りたいもの(今回はボストンバッグ)を決めたら、サイズや大まかなシルエット、中の作りを決めます。
デザインイメージがすぐに降ってくることもあれば、全然降ってこないことも。
ボストンバッグは全然降ってこなかったですね・・・
構想で全工程時間の7割くらい使いました(゚∀゚;)
まあ、自分のものだったので時間かかっても平気でしたけど。
ここで、大体の設計図を書いて用意する革のサイズを出しておきます。

2.革を選ぶ


作りたいもののシルエットや雰囲気にあう革を選びます。
今回はドイツ・ペリンガー社のシュランケンカーフで(シュランケンカーフについては色々語りたいことがあるのですが、語ると超長くなるので割愛)。
購入は在庫が豊富な海外の革屋さん。
家にあるサンプル帳で大まかに色の系統を選び、LINEで連絡取りながらサンプルを店外の自然光で見せてもらって革選び。世の中色々便利になったものよ(いえ、今回は私が横着しただけ。次回はちゃんとお店まで行きます。実際自分の目で見て選ぶ方が楽しいし)。

シュランケンカーフはとにかく色展開が豊富なので、選ぶの大変。
(これはお店のサンプル。家のサンプルは、もっと小さいサイズ)




LINEであ~だこ~だ言いながら色を選んだら、お店の人に在庫の中から良さそうな1枚を選んでもらいます。革の厚みを漉いてもらう場合(3mm厚の革を1.6mm厚にしてほしいとか)は、この段階でお願いします。

(店の兄さん、今回も状態のいい革選んでくれてると信じてるよ(゚∀゚))




サイズを確かめ、今回は1枚購入。
革は1枚1枚サイズが違うし、お店によってはA4のような小さいサイズでも売ってくれるところがあります。キーホルダーを1個作るのに、牛1頭分の革を買う必要はありません。

自分が作るものにあわせて、対応のあるお店や革のサイズを選びます。

3.設計図作り


1で書いといた大体の設計図を、きちんと作り上げます。
紙に書いて設計図作ってる方も大勢いますが、私はCAD派です。



ということで、今回はここまで。





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最終更新日  2021年06月11日 01時44分44秒
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