|
カテゴリ:白砂糖断ち
ヒーラーEさんの食事指導(砂糖抜き含む)を受け始めた時、
当時もここに書いたかと思うけど 私には大いに戸惑う部分があった。 そもそも食事を制限した反動で過食症になった私。 問題は食べ物に対する恐怖感にあるのでは、と思っていた。 それを更に、調味料に含まれる砂糖まで一切禁止、なんていう 激しい制限しちゃって大丈夫なの? むしろ逆効果じゃない?と。 一応そこんとこはメールで言ってみたんだけどねー。 意味が分かりません、ぐらいの反応だった。 できない言い訳でしょ、みたいな。 それもそうかも、とにかくやってみよう、と思った私は 実際砂糖抜きだけはかなりしっかり実行して (その他の食事制限はあんまり) 事実、私の凄まじくひどかった精神状態は、嘘みたいに良くなった。 すっごいわー砂糖の威力、と思った。 でも今ひとつ、モヤモヤっとした部分は消えなくて。 過食も全然良くならなくて。 そのうち眞手のアトピーがえらいことになって あれこれ調べまくり、王道の「除去食」という世界を垣間見る。 とてもじゃないけど、まともな精神状態でやっていけるものじゃないと思った。 「卵だけ」「乳製品だけ」ぐらいなら、まあね。 やれないことはないよ、全然。 でも眞手の制限項目は? ちょっとここに書ききれないぐらい多かった。 特に一番困ったのが「米」だな~。 mixiのアレルギーの子持ち系コミュなんかにも入って 壮絶な戦いをしている皆さんの生活を拝見。 もうね、こんなこと言うのもアレだけど、 みんなピリピリしちゃってキリキリしちゃって (当たり前だよ、だって食べることに通常の一億倍ぐらい神経使うんだもん) 大変なものでした。 ちょっと無理~ この方向性って絶対やっぱおかしいよ~ と確信したのはその頃。 前にも書いたけど、ハタチぐらいの頃 電磁波過敏症を自力で治した経験のある私。 電磁波そのものが害なんじゃなくて 「電磁波は体に悪い」という己の意識が症状を引き起こすのでは、とひらめいて ノートパソコンを抱きしめ「今まで嫌ってごめん~大好きだよ~」 とかやったら、ホントに治ってしまったという・・・。 恐らく食事の問題についても、同じなんだろうな、と思っていた。 Eさんの食事指導や除去食で、いったん逆方向に突っ走ってみたものの 「やっぱこれ違う」という結論に至った。 でもあまりにも食への恐怖が強すぎて、 とても「嫌ってごめん~」ぐらいじゃ治せる気がしなかった。 そんな中で出会ったNAET。 キネシオロジーの手法を使って、潜在意識レベル(かな?)の 拒絶反応を取り除いていくというもの。 それで徐々に楽になってきた。 特に私より、眞手の回復がめざましかった。 やっぱりこの方向で間違ってない、と思った。 NAETはかなり回数を要するので、時間がかかる。 同時進行で私は、意識的に自分の中の恐怖心を取り除く努力をした。 どんな食べ物も、私にエネルギーを与えてくれるすてきなもの、と信じて ありがたく食べる練習をした。 眞手に関しては「眞手はアトピーだ」と思うのをやめるようにした。 私の恐怖心が彼にあんな症状を出させてしまったんだな、と思い 本来の彼はアトピーでも何でもない、つるつる肌の元気な男の子だよ~と。 時間はかかったけど、今や私のアレルギー症状もほぼ出なくなり 眞手の湿疹もあと一歩のところまで来てると思う。 世の中の、アレルギーの子を持つお母さんたちの中には 「子のアレルギーが発覚するまで、食に気を使ったことなんか全然なかったよ!」 という人も多いと思う。 だから恐怖心で症状が出るなんて嘘でしょ、と思う人も多いかと。 でもさ、私の砂糖みたいに 実際「砂糖って体に悪いよ~、怖いよ~」と思い続けた結果アレルギー、 みたいな分かりやすいケースだけじゃないと思うんだ。 直接的な食品への恐怖、というだけじゃなく 恐らく潜在意識レベルの「この世には私を毒するものが存在する」 という意識が、アレルギーを引き起こしていないかな? 私はそう推測してます。 食べ物だけじゃなくてね。 人でも薬でも何でもいい、ほんとに何でもいいよ。 とにかく世の中に「良いものと悪いもの」が存在するという意識。 これがない人なんて存在するだろうか? 頭だけじゃないよ、潜在意識レベルまで。 ・・・いると思う。少数。 それって完全に悟っちゃってる人。 かなーり少数よね。多分。 アレルギーの一時的な対策として、除去はアリだと思う。 実際、それしか手がない場合も多い。 アナフィラレベルの人なんて、命かかってるし。 でもやっぱり、そこを突き詰めていくのはかなり苦しいよ。 どこかで方向転換できたら、した方がいいんじゃないかと思う。 ---------------------------------------------------- 実は先日、ブログの読者の方から 「ヒーラーEさん」の連絡先が知りたいというメッセージを頂きまして。 こんな記事を書こうと思い至ったわけです。 Eさんは何ヶ月か前に、突然ドロンしてしまいました。 ドロンというか「新しいことを始める」みたいな記事をアップして そのまますぐにブログ削除、という感じ。 メールアドレスは持ってるけど、連絡取れるのかな~。 (取る気もないけどさ) Eさんから教えてもらったことの何割かは 今でも本当に役に立っていて、ありがたいと思ってます。 でもEさん!惜しいよ! って今は思う。正直ね。 いわゆるヘルシーな食生活、ありだと思うよ。 ただ「それが心地いいから」やってるなら。 差し出された「ヘルシーじゃない食べ物」を 何の抵抗もなく食べられる、そうした上でのことなら。 単に自分がおいしいと感じるものが、 たまたま野菜や玄米やなんかだったならね。 でも「そうでなきゃいけない」と思ってるなら、 それは逆効果だよ、やっぱり。 だってそこには恐怖があるもの。 制限、排除・・・そういう方向性の先に 幸せはない、という確信がますます深まっている今日この頃。 そんなわけで、今の私は砂糖抜きはオススメしてません! mixiの砂糖抜きコミュも管理を誰かに譲るか、 誰もいなかったら消しちゃおうと思ってます。 まあでもねー、いったん逆方向に突っ走ってみるのも いい勉強だったなーと思う。 あれがあったから「やっぱこれ違う」という確信が深まったんだもの。 結果的に、私の過食症も治った。 めでたしめでたし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[白砂糖断ち] カテゴリの最新記事
|