ふ た こ ぶ

ゴムバンドを手首にはめてから丸一日。
今朝「パーマをかけてから前髪が扱いづらい」とうっかり愚痴り
一人ニヤッとしながらゴムバンドをつけ替えた。

あの本の著者は最初、一日に20回ぐらいバンドをつけ替えていたそうだから
一日で１個しか不満がないなんて、私いい線行ってるじゃん～
という気持ちもありつつ、
私は21日間の達成を「目指さない」。

ただ、観察することを楽しむ。
うまく行っている時ももちろん、うまく行っていない時も
そのうまく行っていないことを楽しむ。

うまく行くことに執着した途端、そこに恐怖が生まれるんだ。
「うまく行かなかったらどうしよう・・・」

どんなくだらないことだって、アタマは恐怖にしてしまう。
そして体に微妙な緊張を伝える。

だから「うまく行かなくてもいいじゃん」
んー、これだとちょっと違うかな。
うまく行って欲しいのが前提な感じだもんな。
本当に、うまく行くのも行かないのも面白いよね、という感覚。

どんな状況も、楽しんでみる。
ワケ分かんなくなってパニクってる自分さえ「あ、パニクってるパニクってる」
と楽しんでみる。
そこから逃げようとしない。
逃げるとどんどん追いかけられるから。
肝っ玉母ちゃんみたいに全部受け止めるんだ。

大丈夫、みんなおいでおいで。

そしたら自然と、次に流れてきた面白そうなものを
手に取ることができる。
しっかり受け止めたら、いらないものは流れていく。

観念浄化って、最初は「えーこんな膨大な観念、全部潰すんかい！？」
と思っていた。
でも違うみたい。

ありとあらゆる観念、生まれてから今まで培ってきた全て、を
何億個も全部プチプチ潰していかなきゃいけない・・・わけじゃない。

自分にとってキーとなる観念がある。
「あ、これが自分を苦しめてたな」という大きなもの。
それが１つ取れると、不思議と他の瑣末な観念が
まとめてごっそり吹っ飛んでいる。

そしてまた次の、新たな大きな観念を発見する。
それが吹っ飛ぶと、また自動的に瑣末なものが消えている・・・

ああそうか、なんか分かってきたぞ、という感じ。
私にとって「うまく行かなくてはいけない」という
結構大きなくくりの観念、は大物だったみたい。

含む：
「うまく行ってほしい」
「うまく行ったらいいな」

きっと多くの人にとって、かな？