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カテゴリ:事故
3月19日 症状が少し落ち着いた8日目、物療が始まった。 ショータンの足はまだ腫れていて歩けないので、クリニック通いもタクシーだ。 ミスターツイトツが、病院までお送りします」と迎えに来た。ショータンは、纏めてあった領収証を見せて、「雑費がかさむ。あんたとこの保険会社はどうするつもりなんかなあ」と言った。ツイトツ君は思案したけどなにも言わなかった。 クリニックの玄関で、「待ってます」と言うので、私とショータンは中へ入った。物療が済んで私が出てくると、ツイトツくんは電話を掛けていた。ショータンはまだ、MRIでも撮りに行っているようだ。 「さっきの領収証の分、お渡ししときます」 ミツイスミトモに電話していたらしい。 22000円。メモ用紙に「預かり金」としてサインして引き換えにお金を受け取った。30分あまり待っている間、ツイトツくんはなにをしていたのだろう。 ツイトツくんが帰ってすぐ、私のケイタイに保険会社の係員から連絡が入った。 「今日、おタクまでタクシー・チケットをお持ちします」 ショータンが言わなかったら、私はずっとタクシー代払っていただろう。保険会社って、ずるいんだなあ。
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