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カテゴリ:病院
物療室は3人しか治療出来なくて、それぞれの機械がカーテンで仕切ってある。 今日は私ひとりだけ 静かな音楽が流れている。 部屋の外の待合ホールで大きなクシャミが聞こえた。向かいの病院の方でリハビリしていたショータンが終わって、ホールの椅子で待っているらしい。 清少納言も呆れていた「爆発するようなクシャミ」。あのクシャミは絶対にショータンだ。 ホールへ出たら、やっぱりショータンが座っていた。 「さっき、4回クシャミしてたやろ?」 「うん」 「あんたのクシャミは関西一と違うか」 写真は、落とされたツバメの巣
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