最近感じたこと。

障害者、障害児は常に見られているんだなあ。
と思いました。
電車に乗るとげんが少しでも奇声をあげると
すごい勢いで睨んでくる。
養護の送り迎えで少し立ち話をしていると
近所の人が
「送り迎えが終わったら、さっさと帰れ」
と養護に苦情の電話が入る。

障害児・障害者とその家族は、常にひとの目を気にしながら生きています。
少しでも、普通の人になじめるように
少しでも、普通の人に迷惑がかからないように。
常に考えながら生きています。
だから、一緒に生活している家族
特に親御さんは、がんばってもがんばってもなかなかうまくいかなくて
社会とのギャップに苦しみ
周りのひとに対しても疑心暗鬼になったりします。

でも・・・
そんなときは休みましょう。
そんなにがんばっちゃいけません。
第一、一緒に生活している障害児はうれしくないです。
もっと、楽しく生きましょう。
だけど、日本のドラマにでてくる障害者の母親は
いつもこう眉間にしわをよせて
がんばってがんばって子供を育てています。
でも、実際はそんなことばかりしていたら
体がもちません。
頑張りすぎないで生きましょうよ。

生活の合間に自分の楽しいことをやりましょう。
カラオケに行ったり
スパに行ったり
ランチに行ったり。
まあ、私は電気屋さんか本屋さんでぶらぶらしているのが
癒しなんですが・・・

どんなにがんばってもうまくいかないこともあります。
人生なので。
がんばっているのも自分だけではありません。
世の中広いので。
だから、大変な状況で楽しいことを考えても
ちっとも悪いことではありません。

どうも、障害児の関係者はいつも苦悩に満ちた状態でないと
いけない！という常識があるようで・・・
重度の障害を持った子供のお母さんたちが
げらげら笑いながらお話をしていると
一般の人たちは理解できないようです。
しかし、実際は、
もうどうしようもないくらい大変なときって
ほんと、笑うしかないんですよ。
空元気じゃなくて
本当に元気にがんばっちゃうというか。

だから、一般の人たちも
ほんのちょっとあたたかい目で見てもらえませんかね？

気持ちはあると思うんです。
障害者たちに理解を示す姿勢とか。
でも、実際、げんを電車ですごい目で睨んだ人が
読んでいた新聞の記事は
「障害者の住みやすい社会」
という記事でした。

そんなものです。
障害というのは目で見えないものだと
理解され辛い。
自分も、げんという子供がいなければ
自閉症の子と病院の待合室で
楽しく過ごせたりなんか
していないと思います。

だから・・・
障害者に関わっている人は
あまりまわりを気にしないようにしましょう。
そりゃあ、最低限度のモラルと社会性を持つことは
持ちますが
普通の人と全く同じようにはいきません。
でも、そこで凹まないで
がんばらないで。
それでも元気に生きてください。