みずみずしい体!
みずみずしい体!誰でも年齢を重ねると経験することです。本のページをめくりにくくなった!スーパーでビニール袋を渡され開けるのに一苦労した経験がありませんか?指先が乾くのだろうか?食べ物をむせったりしてしまいます。そういえばお正月に餅をノドに詰まらせたというニュースを聞いたが、それは決まって老人である・・・。かのギリシャの哲学者アリストテレスが「老化とは乾燥への推移である」と明言しております。加齢などと、きれいな言葉で言うけれど、現実は、老化現象の事です。老化とは乾燥する、枯れるという事で、みずみずしさがなくなる事で体の水分量が減少する事なのです。心にみすみずさや、恥じらいも減ってしまうと、苦言や嫌味が増えてきます。これが過ぎると、暴走老人に推移する可能性もありますから、気を付けないといけません。かくいう私も「今の若者は!」って言葉が出る時は注意をしています。※ 「加齢とは、老化現象、それは乾燥への推移である!」ちなみに、水分量は若年男子で60,6%、若年女性で50,2%ほどですが、60歳以上になると51,5%、女性では45,5%に減ってしまうのだそうです。年をとると肌のツヤが失われ、シワができ肌も黒ずんで来ます。これはもぎたての果物が時間と共にしなびて行く過程とほとんど変わりません。まさしく私達の毎日は「日々乾燥すること」を食い止めるこそが老化を止める肝心な事なのです。私達の生活は体が乾く一方です。冬はエヤコン、夏はク-ラーの生活で一年中乾燥し、加湿器が必要な生活をしているからです。さらにシャワーだけで入浴を済ませ、体が温まる事がありません。勿論汗などかく機会がほとんどありません・・・。年がら年中、季節感のない果物や食品を食べ、ペットボトルの水を飲み、コンビニのパンや牛乳での食事を済ましていて良いはずがありません。私達の生活は「体を乾燥する」習慣をくり返しているのです。同じ年齢なのに、若々しく、はつらつとした生活を送っている方と、年よりも老けた(枯れた)方の違いとは『乾燥』と関係しているのです。本当は、早めに枯れた方が、老醜をさらす事もなく、医療費や介護費もかからず、周囲の手も煩わせる事もなくいい意味での社会貢献なのでは、と思いますが?それでは、はかない人生になってしまいます。『乾燥』について順次書いて見ましょう!◆ 猪苗代湖のしぶき氷