丸森の斎理屋敷へ
パソコンボランティア女性6人組で丸森の斎理屋敷へ行ってきました。 ちょうどお雛さまの時期なのでそれがメーンと思って行ったのですが、なんと見所いっぱい、4時間ほどがあっという間に過ぎてしまいました。 お屋敷に入るとすぐの大きな部屋に満席の中、小さめの竪琴に向かう髪の長いきれいな女性。やさしい調べでロンドンデリー、エーデルワイス、・ ・ ・ひなまつり、早春賦と周りにも一緒に歌わせながらの演奏。イギリス留学から帰り今は地元で活動中という月輪まり子さんのアイリッシュハーブの演奏にうっとりしました。 ここ、丸森の斎理屋敷は、江戸時代から昭和に掛けて呉服・養蚕・味噌醤油などで財を築き7代続いた豪商で、20年ほど前に収蔵品を含め屋敷も蔵もそっくり町に寄贈されたそうです。 それらを整理して蔵の郷土館として今、私たちに公開されているのです。 屋敷の佇まいは言うまでもなくそれは見事な豪商の暮しぶり、豪華な調度品の数々には驚くばかりでした。 館内各処で細かい工夫が見られる丁寧な展示の仕方も好感が持てました。 珍しくJRを使い、駅から斎理屋敷までの往復路をお仲間とあれこれ話しながら3,40分かけてゆっくり歩きました。阿武隈川の流れ、周囲の山々、咲き始めた梅の花、少し当時の面影を残す街道は歩きながらなんか懐かしい気持ちがしました。 そして、「またゆっくり見に来たいなあ」そんな気にさせる丸森の斎理屋敷でした。