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カテゴリ:生活
きのう、きょうとプチ仕事で会社に行った。
実は、旧友が記事を読んでくれというので買った新聞を会社に忘れていた。社労士試験勉強があるので、新聞はいま休んでいるのだが、なければないで困るのが新聞。持って返って来た新聞を熟読した。面白い記事、ためになる記事はいろいろあったが、感銘を受けた記事があったのでブログネタに。 それは小林慶一郎のコラムで、デフレの原因は、ゼロ金利かもしれないというのがその趣旨の記事だ。 全然知らなかったが、現在、需要と供給はバランスしている、つまり景気はいいのだが、デフレが続いている現象に直面している。 通常、景気がいい企業が労働分配率を上げようとしないことにその原因を求めがちになるのだが、それは違うのではないかと小林は提言しているのだ。 確かに、それはあるかも知れないが、同じ状況の米国と比較して、物価上昇率が日米で差がつくのは、なにかおかしいと疑問を呈する。 で、これまた全然知らなかったことなのだが、実質金利というのは、景気がいいからプラスなんだそうで、正直言って、この実質金利がプラスだという事実をどうやって確認できるのかそのすべを知らないが、まあそれは置いておこう。 実質金利というのは、名目金利マイナス物価上昇率がその定義で、名目金利はゼロ金利だからだいたいゼロ、そして物価上昇率はデフレだからマイナス、つまりゼロからマイナスを引くと左辺にある実質金利はプラスとなる。これが現在の状況らしい。 経済政策の実務ではありえないことらしいが、経済理論の上ではありえるといわれてる状況だともこれまた控えめに言う。だからゼロ金利をやめるべきではないかというのだが…。 痛しかゆしだ。 借金をしている身にとっては、デフレも金利上昇も困る。巨額の財政赤字を抱える政府も困るし、住宅ローンを組んでいる小生も困る。 どっちかといえば、金利上昇の方がデフレよりやばいなぁ。 政府と利害が一致しているというのは、ちょっといやなんだが、そうも言っていられず、もう少し待っていただきたいという気分だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 17, 2007 04:05:52 PM
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