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カテゴリ:生活
宇都宮健児×猪股正×湯浅誠「もうガマンできない!広がる貧困」(明石書店)を買った。勝ち組ではなく、負け組に関心が行く。勝ち組に学びたいという内発的な動機をもてないのだ。自分の生活がジリ貧であるというのに、である。
試験前だというのに社労士の勉強もいまいち気合がはいらないし。 貧乏だが、カネに無頓着なのだ。成果主義にすぽっとはまるタイプではない。動物占いではタヌキ。ほどこしものでやっていけるとあった。結構気に入っていたりして、タヌキ。 伊豫谷登士翁「グローバリゼーションとは何か―液状化する世界を読み解く」(平凡社新書)を読んでいたが、途中で投げ出したくなってきた。 グローバリゼーションはネーションが近代になって登場したときに誕生したとか、ナショナリズムとコインの裏表やとかどうでもいいことをぐだぐだとこねてる。 歴史の勉強が足りんというか、人間観が浅いというか、同じ京大出身でも高坂正尭の「文明が衰亡するとき」とか読んだらわかる。 一流と一流半の違いは大きいと思う。 と思っていま念のため検索してしらべたら伊豫谷登士翁は、学歴ロンダリングで京大院に行ってただけの石潰しだった。納得。 猪瀬直樹「空気と戦争」(文春新書)は面白い。官僚には戦前も戦後もなく、いつの時代も同じ体質のまま変わらずにいることを批判している。官僚と戦ってきた猪瀬らしい着眼点だし、ノンフィクションライターとしてライフワークにしてもらいたいテーマだ。 この本は掛け値なしで面白い。 そもそも官僚制はどこにでもある。大企業にだってあるんだから。人事官僚の生態を観察していて、なんとかならんもんかなぁと常日頃から感じているからね。 さて、選挙。 醜い安倍は居座って、続投するようだが、コイツは小沢にとって組みやすい相手だわな。 責任がある、だから続投するみたいな開き直りは、印象悪いしね。フツウは、責任がある、だから辞職するだろが。 順接でつなぐなよな。 責任がある、だけど続投するといえない臆病者である。何が美しい日本なんだ。片腹痛いわ。 ということで、今度こそ試験が近づいてきたので、しばらく休みます。また、出てくるかも知れないけどね。約束は守らなければならないけど、これは約束じゃないもんね。いずれにせよ、審判の日は確実に来るのだけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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