590697 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

闘魂 サバイバル生活者のブログ

闘魂 サバイバル生活者のブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Freepage List

百万回の言い訳


時代状況


カネを生かす、ヒトを育てる


ビジネスマンのバイブル


ブログの原点 その1


ブログの原点 その2


ブログの原点 その3


ネットの議論がリアルに波及


追悼、「反骨」忌野清志郎


あたらしい認識の枠組み


ひとつの時代が終わった


科学という物語


根無し草と寄生


マネーゲームとトービン税


新・反グローバリズム


日本の独立


カネの本質と時間泥棒


ニヒリズムの克服


ドル暴落後の日本


労働ビッグバンをめぐって


働くとは


シャワーは冷たかった


労組再編


成果主義と共同体崩壊


政治の本質と経済の論理


ドルとユーロのせめぎあい


就業規則の不利益変更


労働ビッグバン再考


グローバリゼーション


気になる他人の財布


リストラのターゲットになったら


年次改革要望書とビッグバン


皆さん騙されないように!


美しい国の現実(リアル)


売国奴たちへ―日米の違い


おやじの論考―市場と疎外


時事放談2006


財政赤字とベーシックインカム


通貨改革とBI


陰謀論との出会い


マスコミに流れないタブー


商業メディアとタブー


パラダイムシフトの意味


サブプライム問題の背景


恥を知れ、アメリカ


米金融街に隷属するな!


最悪コンビ=FRBとヘッジファンド


金貸しと戦争


ジャパンハンドリング2010


CIAと戦後日本


日銀と闇の権力者


愛宕北山「猶太と世界戰爭」


不労所得と財政赤字


不労所得の罪


不労所得の罪 その2


米国の罪


社会の寄生虫=金融不動産


財政危機はガセ


財政危機はガセ その2


米国債はアヘンにも劣る


無から有を生む信用創造


ほんとうのおはなし


幕末と国際金融資本


東京政府の正体!


東京政府の正体 その2


天皇と国際金融資本


仕組まれた没落―大阪編


日本人が知らない恐るべき真実


闘魂サバイバル生活


おやじの絶叫2007


おやじの宣言2008


努力をドブに捨てるな!


おやじの願い…詩に託して


こんな所で…


おやじの宣言2009


ミッション


ミッション その後


ミッション 続き


マイナーバージョンアップ


旧版20120814以前


旧版2013年1月1日以前


米国メディアのタブー


インターネットと陰謀論


ネット時代のリアル


ネット時代を生き抜くスキル


いわゆる陰謀論について


ネット時代突入宣言!!


陰謀論に挑戦しよう!


反陰謀理論批判


陰謀論のラベルを引剥がす


陰謀論の系譜


正統派経済学の限界


陰謀または謀略に関して


陰謀論=認識の出発点


陰謀理論(岩波バージョン)


競争と公平感


メーソン型組織


陰謀論にダマされるな!?


陰謀系論者比較


地域通貨とサバイバル生活


自治体と地域通貨


物価に織り込まれる利子


減価する貨幣(入門)


中央銀行と地域通貨


地域通貨としての電子マネー


Profile

genzou1960

genzou1960

Calendar

Recent Posts

Category

Favorite Blog

歯車はものを考えな… New! かせぎにんさん

「負の歴史」伝えて… New! 佐原さん

「年金受給80歳から」… 山田真哉さん

切手の処分を進めて… SRきんさん

コンサルのできる社… ワダケイ5540さん
higeromu3 ヒゲ親父8815さん
鈴木俊行の杉並「阿… 鈴木俊行さん
ぼんくら会社員の「… Oquさん

Archives

September , 2024
August , 2024
July , 2024
June , 2024
May , 2024
April , 2024
March , 2024
February , 2024
January , 2024
December , 2023
September 30, 2007
XML
カテゴリ:
昨日に引き続き本日も生活直結でない話。

倉都康行「金融史がわかれば世界がわかる」(ちくま新書)にユダヤに関するトンデモ系でない記述があった。

…日本銀行が株式会社であり、その株式が店頭市場で取引されているのはよく知られているが、米国の中央銀行システムも同様に会社形態をとっている。地区連銀の株主は、その地区のメンバー銀行である。ただし、地区連銀の株式は売買されることを認められておらず、また株式を保有しているといっても、それは地区連銀の経営権を意味するものではない。

こうした連銀システムの創設にあたって、ユダヤ系金融機関が深く関与していたといわれることがある。欧米に散らばるユダヤ系の金融資本が連銀設立の際に出資し、いまなおその影響力を保っているという情報も散乱しているが、ニューヨーク連銀の設立時の出資記録をみてもそのような事実はない。18~19世紀の金融社会では、国家とのさまざまな結びつきがあったが、それがそのまま現代にまで引き継がれているわけではない。ユダヤ系金融勢力の影響は、やや過大評価されている。

だが、その活躍には目を見張るものがあるのは事実だ。ロスチャイルド家だけでなく、国際金融で名を馳せたソロモン、ゴールドマン、JPモルガンチェースなどはユダヤ系であるため、金融界はあたかもユダヤ系資本に支配されているかのようにみえる。米政府の経済・金融の行政責任者やFRB理事などにもユダヤ系の人々が多いことも、そうした印象を強めている。「ヴェニスの商人」の高利貸しシャイロックの描写などをみえば、ユダヤ民族と金融の結びつきには歴史的な背景が凝縮されていることも理解できよう。

ユダヤ人が商取引に接点を持ったのは、ヘブライ語を通じてキリスト教社会とイスラム教社会の商売を仲介しえたことによる。さらにさまざまな国々に同朋がおり、外国語にも長けていたため、国際的な商人として活躍することが可能であった。更に、キリスト教会は教徒に対して卑しい金融業を営むことを禁じたといわれる。こうしてユダヤ人が中世における金融業を一手に引き受けることになったのが、ユダヤ系金融資本の発展の礎である。

その歴史的な経緯が現代にまで連綿と伝わり、ユダヤ系資本が金融界を牛耳っているように思われるのである。彼らが現代の国際金融の場で引き続き大きな役割を果たしているのは事実であるが、それを曲解すると、米国の金融覇権への理解もまた歪められかねない。米国の中銀システムは、特定当事者の利害を代表するためではなく、米国の国益を金融面から支えるために設立されたのである…

ちなみに著者の倉都康行の略歴は以下のとおり。

1955年生まれ。東大経済学部卒業後、東京銀行入行。東京、香港、ロンドンで15年ほど資本市場業務に携わった後、バンカーストラスト勤務を経て97年よりチェースマンハッタンのマネージングディレクター。現在、RPテック代表取締役、中央大学大学院経済学研究科客員教授、フィスコ取締役。日本金融学会会員。主な著書に「金融市場は謎だらけ」(日経BP社)、「ベーシック金融マーケット入門」(日経文庫)などがある。

客観的なモノ言いなんだが、経歴があちら側なんだよなぁ。あちら側というのは、社会に寄生して、知的謀略を巡らす側のこと。詳細は晴耕雨読を参照ください。

まあ、一般的には、この程度のマイルドな表現になるということでこの話は終わりにしておこう。

さあ、明日は仕事。社労士の勉強もせな。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  September 30, 2007 10:25:39 PM
コメント(0) | コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X