世界をおおう金融システムとその上に乗って自己増殖しながら疾駆する「貨幣」は、人間労働の成果と自然を含む価値高い資源を、貧しい国から富める国へと移す道具となっている…いかなる国、社会に属そうとも、すなわち先進国に生きる者と第三世界に生きる者とを問わず、人びとの絶え間ない営為はつねに正当な成果へと結実されなければならず、それはまた次の世紀へと引き継ぐべき香り高い遺産でなければならない…重要なポイントはたとえばパン屋で買う購入代金としてのお金と、株式取引所で扱われる資本としてのお金は、二つのまったく異なった種類のお金である…
いまさらながらではあるが「エンデの遺言―根源からお金を問うこと」(NHK出版)を買った。映像のリンクもしておく。
エンデの遺言
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話はガラっと変わる。4/1から改正パート労働法が施行される。パートを雇うときは、労働条件通知書で労働条件を明示しなければならない。義務規定だ。以上。詳しくは、
厚生労働省:パート労働法改正について参照。