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カテゴリ:経済
国際戦略コラムより経済ネタ。大恐慌前夜の様相を引用。副島隆彦の見立てによれば、年末から来年にかけて、英米の金融市場は荒れる。株式日記と経済展望より、韓国は外貨準備高を使い込んでいたという前科がある。闇国債の発行まで行っている。はリンク張りだけにしておく。このブログ主は、嫌韓・嫌中国だから割り引く必要があるからだ。しかし、他にも投機資金が為替に流れて、新興国が防戦に走っているとするブログもあるので、要注意かも。一時的にドル高になっているのは、まさしくその防戦によるドル買いが原因だとも。タイとベトナムと韓国の通貨危機に注目。しかしねえ、金融に振り回されるってね。金融なんて忌むべき産業が話題の中心になるなんて、ありえない話だ。モノがなければカネは意味がない。カネはあくまでメディア(媒体)にすぎない。ここを忘れて、楽して稼ごうとする精神がダメ。英米の金融資本は反省すべき。シニョレッジと帝国循環の仕組みで甘い汁を吸いすぎた。しかし公共事業としての戦争なんて馬鹿なことをやる連中だから予断は許さない。
…事実、投資銀行リーマン・ブラザースの損失がある限度を超えて、世界的に出資のお願いを米ポールソン財務長官が率先して行っている。しかし、中国も中東の政府系ファンドは、今までの米銀への出資で大幅な損失を出しているので追加の出資には応じず、韓国と日本にお願いしている。これに応じて、韓国産業銀行や野村證券などがそれぞれの政府から依頼されて出資を検討しているようだ。 また、米財務省が政府系住宅金融会社、連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)への支援策取りまとめで最終調整に入ったようだ。中国銀行はこの2公社債を過去2ケ月で保有29%減らしたことが明らかにされた。この公社債を日本の農林中金が買い取ったが、信用不安があり、日本政府としても米財務省の支援策を交換条件で受け入れたようである。 このような金融不安で、FRBによる銀行向けの公定歩合融資が増加している。銀行間短期金融市場で資金を調達しにくくなっていることが明確になっている。 その上、米国の景気後退が明確になって、8月の米失業率は6.1%に悪化し、雇用者数も8万4000人減少したし、米住宅ローンの差し押さえ比率も過去最高の2.75%になっている。まだまだ、金融不安は解消しない。その上、欧州景気の先行きに対する警戒感が強まり、資源価格の下落に伴い新興国経済も行き詰まり、世界的な景気動向も下落と予想されてている。 このような状況で、世界的な景気後退への懸念と解約要求に直面するヘッジファンドの資金繰りを反映したポジション手仕舞いとみられる売りで、世界的な株暴落になってきた。そして、日本国債への買いが膨らんだことと、円売りポジションの巻き戻しが起こり、円が急騰している… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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