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闘魂 サバイバル生活者のブログ

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陰謀論を愉しむために安部芳裕氏の新刊「全部わかった! 国際銀行家たちの地球支配/管理のしくみ」 (5次元文庫) を買いに行く。氏の「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った」も面白かったが、タイトルはひどすぎると思ったものだ。

ところで、先日、猪木武徳「戦後世界経済史」を読んだ。だが、猪木氏は、社会主義vs資本主義の図式にひきずられていて、社会主義計画経済の欠陥を書き連ねていた。確かに、欠陥の部分は説得的なのだが、この図式がもはや魅力がないことに気づいていない様子であった。

いま最も面白いのは、金融セクターという公的な存在をどう制御するか、あるいは、金融資本というビジネスモデルをどう処分するかという議論であって、安部氏の「金融のしくみは…」もそうした議論に連なるひとつの見立てと処方箋であったと思っている。

時宜に適っていた証拠としてベストセラーになったらしく、アマゾンの書評には57件ものレビューが掲載されている。全部とはいかないが、印象に残ったものを引用しておく。


(貼り付け開始)

ミヒャエル・エンデの「モモ」が現実化していると感じた。, 2008/9/26
By このまんま南 (日本) - レビューをすべて見る

銀行は、たくさんの人々からお金を預かる。

人々は、銀行にお金を預けていれば盗まれる心配が無いので、安心している。

しかし、銀行屋は、人々から預かったお金を勝手に横領し、それを他の人々に高利で貸し付けて儲けている。

「銀行屋も利益が無ければ生活できないので、仕方が無いんじゃないの?」と私は思っていた。

しかし、今の時代、お金が無ければ事業も始められないし、当然国家も動かす事は出来ない。

世の中が不景気になり、不良債権が増えても最後は公的資金注入という形で、結局尻を拭くのは一般の人々である。

儲けすぎた時には国債を買い、さらに国から利子を取る。国というのはつまり我々一人一人の事であり、どちらに転んでも結局は回りまわって税金という形で我々のお金が銀行屋に搾取され続けているのである。

別に銀行で働いている人達が悪いというのではなく、「利子」という発想が問題なのである…

…ミヒャエル・エンデ作の「モモ」という物語では、灰色の男達が「時間貯蓄銀行」なるものを作り出し、人々から心の余裕を奪い、奪った時間を葉巻にし、それを吸って生きていた。ここで、灰色の男達は、「我々のおこなっている事は絶対人々に知られてはならない。」と言っていた。今の資本社会システムを作り出した思想が知られてはまずいという事なのである。

モモは、灰色の男達に対抗するため、マイスター・ホラとカシオペイヤの力を借り、少しの間だけ時間を止め、(つまりは銀行券(お金)を無効化して)灰色の男達を一網打尽にしてしまう。

いきなりお金を紙くず化すれば、世界は大混乱してしまうので、この本の著者が提言しているように、地域通貨を流通させ、今出回っている銀行券なるものの価値を徐々に下げていくというのは、理にかなっていると思う。また、経済を成長型の陽経済(銀行券)と非成長型の陰経済(地域通貨)に分けてバランスを保つという発想も日本人には受け入れ易いと感じた。

この本を読めば、真実が分かる。真実を知る者が増えれば大きな力となる。

残念ながら、マスコミは真実を伝えてはくれない。マスコミは大元のスポンサーである銀行にとって都合の悪い事を公開できないからである。 従って、マスコミが垂れ流す新聞やテレビ、ネットからの情報は的外れな事ばかりで、(たとえ理解しているとしても)的を得た本質的な問題をズバリ指摘したりはしないであろう。

今の金融システムは、一部の人間達が「利子」という名目で多くの人々から巧妙に富を吸い上げ、その富の力によって世界を支配するための手段になってしまっている。そのために戦争が起きようが、環境破壊が進もうが、彼らにとっては関係無いのである。しかし、ほとんどの人達にとってこれは無視できないことである。

だから、たくさんの人達にこの本を読んで頂きたい。


地域通貨の運動家が分かりやすく国際金融のカラクリを語る, 2008/9/19
By japanhandlers2005 (東京都) - レビューをすべて見る

反ロスチャイルド同盟の主宰者、安部氏による力作。氏はすでに地域通貨の実践者・理論家としての著作を発表している。そのため、この著作では、普通の国際金融解説本とは違い、「健全な通貨制度=地域通貨制度」という理想像があった上で、それとは真っ向から反対になる、国際金融資本が構想した「中央銀行制度」を批判する形になっている。今までの国際金融資本批判本は、単に反ユダヤであるか反ロスチャイルドであるかは別にして、対抗策を提示しないママのものが多かった。批判に終始しないところがこの本の優れているところなのである。

ロスチャイルドを扱った国際金融本は、色々ある。この本の著者の安部氏は、それらの中から邦訳が出ているものを中心に選び出し、適切に引用を行うと同時に、それらの陰謀史観の本の著者が提示しきれなかった視点や情報を補足することで、本自体に強い説得力を与えていると言える。

「フリーメーソンをハイソな人のネットワークにすぎない」と割り切って、オカルト的要素を排除した上で、合理的に利益・利子利潤を追求する「金融ユダヤ人」の行動原理を分析し、彼等の作り出すシステムを単純なモデルに落とし込んで理解させてくれる。

ロスチャイルドそのものが2008年の現在も尚、伝説化された影響力を誇っているかと言うことに関しては、この本に置いてもやはり具体的な論証を行っていないのは残念だが、それはおそらく不可能であろう。ロスチャイルドの資本が直接投入されておらずとも、過去のロスチャイルドの経営手法を学んだ勢力をひっくるめて「ロスチャイルド」と呼ぶのだとすれば、ロスチャイルドというものを一つの特性を持った金融資本家、銀行家たちの総称や象徴となっている考えれば良いのだろう。そう考えれば、現在の金融業界にはロスチャイルドが生き霊のように憑依しているといえるかもしれないのだから。

5次元文庫では、国際金融の仕組みを描いた本が他にも数点あるが、私には情報性の網羅という点は別にして、理論の理解という点で絞ればはこの安部著がもっとも理解しやすかった。繰り返し読み直すべき教科書的な本だろう。国際金融に関する基本書である、エドワード・グリフィンの「マネーを生み出す怪物」が分厚すぎると思う人は、まずこれを読むべきだ。



私たちは不当な経済システムの中で搾取されていた, 2008/10/20
By soul-traveler "spiritual-tribe" - レビューをすべて見る

"お金"とは何かから始まり、その問題点、さらにユダヤ人が作り上げた金融の歴史を紐解きながら彼らの意図を浮き彫りにした1冊。迫りつつある危機を回避すべく、解決へ向けた著者の提案には感心した。一読の価値あり。

"利子分のお金は、椅子取りゲームのように、誰かから奪わなければ支払えない"という事実が我々を支配している今の経済システムのルールだ。つまり、必ず椅子に座れない人が出てくるように最初から仕組まれている。

返済するためには利子分の売上を増やさなければならない。つまり経済成長を強制される。今までは経済が成長すれば誰もが豊かになれると信じてきたが、実際は格差が拡大し、椅子取りゲームのように一部の冨者と大多数の貧者に分かるだけだったのである。今の貨幣システムでは経済的な破綻か環境的な破滅かのどちらかしかない。つまり、破綻は不可避。そして行き詰ったら戦争を起こして"スクラップ&ビルド"(全てを破壊して一から作り直す)をし、また椅子取りゲームを始める。

さて、我々はこの愚かなシステムから脱却しなければならないのは言うまでもないでしょう。そのためには"自立型経済"を実現しなければならないと著者は主張する。ロビー活動、陽経済と陰経済の併用、外部通貨と内部通貨の併用、食料自給率のアップ、脱石油・脱原子力が著者の主張する"自立型経済"実現のために重要な項目だと言う。まさにその通りである。


R.キヨサキのクワドラントの本当の意味もよくわってしまった本。, 2008/12/16
By 涌太郎 (東京都) - レビューをすべて見る


ミヒャエル・エンデの思想的遺産を追った「エンデの遺言」を読んだときに、「利子」「信用創造」というものの本質が明快に示されており、読後しばし嘆息した。それは、有限のこの地上において現在の金融システムが、無限の成長を強制するものであり、行き着く果ては、環境的破綻か、経済定破綻か、あるいはその双方であることを理解したからであった。そのことを著者は昔話の体裁を取って簡単に書いている。

「100人の村の一人一人に、ある紳士が、1年後に利子を返せない人の財産は没収するという約束で、年1割の利子で10万貸した。村全体に流通しているお金の総額は1000万でかわらない。つまり誰かが損をしないと、儲けが出る人は出て来ない。年と共にその数が減っていく椅子取りゲームに、村人は知らない間に参加させられたのです」(趣意)


エンデが思索したこの事態に対する解決策は利子(あるいは信用創造)を設定しようのない「腐る貨幣」、即ち、「使用期限のあるお金」であった。

著者も「エンデの遺言」を読んで"レインボーリング”という地域通貨グループを立ち上げ、各地の講演に呼ばれたが質問にほとんど答えられず、勉強していくうちに、この本のタイトル「金融のしくみは全部ロスチャイルド(ユダヤ人)が作った」という結論に至ったようである。

ユダヤ人とその歴史、ユダヤ教の教義等には敢えて触れまい。

ただ、この本を読むとロバート・キヨサキが「金持ち父さん」シリーズでE、S、B、Iというクワドラントを書いていたが、I(投資家)が何故もっとも有利かということがよくわかる。そして、ただの投資家ではなく、貨幣の発行権と管理権を持ったものが、銀行や企業、国家よりも圧倒的に強くなる理屈も。これこそが、真の「濡れ手に粟」である。

なぜなら、この本によれば、その権利を持ったものはタダで通貨(不換紙幣(=兌換紙幣の反対))を所持でき、信用創造、あるいは時によってはインフレーションを起こすことで、他人の資産価値を大幅に減じ、富を手に入れることができるからである。また、これは通常「中央銀行」というところがその権限を持っているが、アメリカのそれに相当するFRB(連邦準備理事会)の設立時には、米国政府は1株も所有していない、と記されている・・・。このあたりのことは「マネーを生み出す怪物」という本にも詳しい。

2001年頃、世界が文化・政治・経済・哲学のあらゆる面で完全に行き詰まってしまったといわれた。エンデは、「この金融システムもたかだかここ2,300年でできあがったものだ。変えられないはずがない」と語っていた。所詮、人間が作り出したシステムだ。人間がそれを変えられないはずがないではないか。

この本は少なくとも、我々の住む世界の破滅の時期を早めようという意図とは反対にある努力であることだけは、確かであろうと感じた。


(貼り付け終わり)


なお、ユダヤ人の経済活動の軌跡を追うには、湯浅赳男「ユダヤ民族経済史」をバランスのために読んでおくのがいい。繰り返すが、金融のしくみは、全部ロスチャイルドが作ったというのは、ありえない話なので、ご注意を。これほどタイトルと中身が大きく乖離している本も珍しい。にもかかわらず、よく売れたというのが、時代の空気をよく表している。







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Last updated  February 13, 2010 05:49:52 PM
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