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カテゴリ:小学校英語活動
改めて考えています。そして迷いもしています。
私はこれまで「推進派?慎重派?」と聞かれたら、迷わず「推進派!」と言ってきましたし、今も小学校に英語活動を導入することに賛成しています。 ですが、自分自身も現場に入らせていただき、様々な不具合を実際に体験した今、指導者の問題とあまりにも準備が曖昧というか不十分であることを痛感しています。 様々な反対派の意見も見聞きして、そこで危惧されていることに【もっともだ】とうなづくことも多々あります。でも、それらの多くは、きちんと準備(目標・目的を明確に、指導者・指導法を提供する)することで解決できると信じていますし、今はもう後戻りしたり、足踏みをしている段階ではない、とも思うのです。 ただ、この【きちんと準備する】ということが、残念ながらなされていないのが実状。そもそも教育には莫大なお金がかかる---当然だと思います。 教育にこそお金をかけるべき、という前提が日本の社会にはない!! だから、いつまでもボランティアに頼ったり、ALTを安易に流用するような小手先の方法でやろうとする。 日本人としてのアイデンティティをきちんと持ち、かつ国際人としての広い視野を合わせもって、自分の頭で考えた【伝えるべきこと・意見】を論理的に伝えられるだけのコミニュケーション力を育てようとするなら、そんなんじゃだめだ!!と思うのです。 今は、【2008年からの実施】というスタートラインが示されたのですから、それに向かって、もっともっと【具体的に】どうするか、というところを議論したり、実際に動き始めてしかるべきはず。。。 国家の一大事業である、と腹をくくってかかるべきことなのに、なぜいつまでもグダグダいっているんでしょう??? というか、この答申がでれば、そこへ向かって動きだすのでは・・・と期待していました。でも甘かった・・・。 依然として、文科が動かなければ(上からの指示がなければ)自ら何も動こうとはしなかったり、子ども達のほうを見るのではなく、自分達の利権のみを先行させているかのような官に対する憤りが日に日に大きくなっています。 そんなに簡単に物事は進まないものなんだよ。 何にもわかってない素人のクセに、 町の英語教室のおばちゃん如きが、何を吼えているんだ。 といわれているような気さえします。 いつまでも試合会場にさえ入れてもらえないような疎外感。。。 このままではうまくいかない。 まだ時期尚早なのか??? そんな思いが頭をよぎります。 でも、 今歩みを止めたら、また30年遅れる! とも思うのです。 だから、だから、 今自分のできることをやるしかない。心ある人の力を集めて、動いていくことが必要 だと思うのです。 自分ひとりでは大したことはできないかもしれないけれど、やっと出てきた芽を枯らしてしまってはいけない、と思います。 やっぱり、青臭すぎますか・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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