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2006年06月19日
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テーマ:小学校英語(20)
カテゴリ:小学校英語活動

2日目午前: 研究・実践発表

 3つの会場に分かれ、各会場それぞれ4つ計16の研究・実践発表が行われました。

 私は今回は第3会場で

  1.「地域人材を活用した英語活動・国際交流活動」
  2.「学習ボランティアから見た英語活動における担任・JTE・ボランティアの役割」
  3.「小学校英語活動指導力養成プラグラム」
  4.「富田林市での小学校研修プログラムー小学校英語活動地域サポート事業」

の4つの発表を傾聴しました。

 この4つの地域・自治体では、いずれもその地域にある大学が何らかの形で指導者養成プログラム・カリキュラムの作成などに手厚い支援体制を確立しています。その意味で、とても恵まれた環境にあるところばかりです。

 中でも、1の神戸市にある桂木小学校の報告では、保護者ボランティアがしっかりとした組織つくりをされていて、ALT(JTE)と連携して活動を支えられています。一方で近隣にある大学から指導者とその学生さんたちによる指導も組まれており、地域人材を多いに活用されている様子が報告されました。

 2は、大学教員かつ博士課程で研究を続けられている須田先生が、自らJTEとして関わられた小学校英語活動における保護者ボランティアのアンケート調査を分析されたものでした。
 その中でいくつか大変興味深い結果がありました。
 それは、一緒に活動に参加された保護者ボランティアが担任に求めているものは、英語の指導力そのものよりも、目標設定やシラバス作成などに積極的にかかわり、実際には英語以外のクラスマネジメントを担うことであり、また英語指導員にはネイティブスピーカーであるかどうか、よりも英語教育の経験や知識があるもの、子どもが好きであることを望んでいる、ということでした。(これには、やはり!とガッツポーズ。(^^)v)

 3は福岡市教委と福岡女学院大学の研究・実践。
ここも、市教委と大学ががっちり連携して取り組んでおられます。ここで特筆すべきは、

 Sharing :情報の共有→ Trainig:研修→ Parctice:実践→Refrection:振り返り・反省→Sharing

というサークルを構築することを目指されていることでした。そのための体制づくりを、段階を追いながら着実に創り上げられている様子がわかりました。

 4は大谷(旧大谷女子)大学と富田林市の連携。ここは大学内に小学校英語活動地域サポート推進委員会を立ち上げられて、やはり手厚い指導者養成のためのプログラムを提供されていました。

 ボランティアとして関わる場合、国などのサポート事業として関わる場合、と両者立場の違いはありましたが、この4つの発表で示された課題の中で共通していたのは、

  A:ALT・JTEを含む地域人材の意識と学校側の意識、また保護者の意識の違い、

  B:これらの活動・試みの継続性

  C:これまでの実践への評価

の3点が挙げられていたように思います。

午後:

 渡辺孝子先生の「発話を促す絵本の読み聞かせ」ワークショップ、 

 昭和大学の小泉清裕先生の、ビデオによる授業研究「高学年児童の知的好奇心をくすぐる英語活動」

を拝見しました。いづれも【さすが!】の展開で、今後の自分のレッスンに活かしたい数々のTipsを得ることができました。


 そしていよいよ最後のシンポジウム、「これからの日本の英語教育と小学校英語教育の役割」。

 正直に言って、この頃には既に頭の中はいっぱいいっぱい、ヘロヘロ~になっておりました。泣き笑い(涙)

 ですが、松川先生のご提案は、3月27日に発表された、外国語専門部会がとりまとめた「小学校における英語教育について(審議の状況)」の読み方、というべきもので、大変興味深く拝聴しました。
細かいことをここで書くことはできませんが、条件整備として【力ある指導者の養成】を最優先すべきである、ということを再確認したお話しでした。

 そして文科省の菅調査官も、前日17日にTVで生出演されたばかりでしたが、会場に駆けつけられ、なかなか本音は吐露しにくいお立場ながら、端々にその情熱は感じることができるお話しでした。
 小学校だけの問題でなく、中学・高校段階の英語教育もあわせて改革していくことの必要性を強調されていたように思います。

 この2日間でいろいろなことを考えました。まだまだ整理できてはいませんが、自分自身の視野を広げることが出来たように思います。

 菅調査官も言われていましたが、一部の利権を求める輩のためではなく、子ども達のためになら喜んで【火中の栗を拾い】ましょう、という方たちのエネルギーを感じた2日間でした。炎
 
 そして、参加した各々が、どう地元で、現場で、そういう仲間を広げ、結集していけるか、が今後問われているのだと思います。






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最終更新日  2006年06月19日 22時29分31秒
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