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2007.12.02
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カテゴリ:
コンサドーレ札幌サッカーJ1昇格、J2優勝おめでとう~きらきら2点目が入った時には思わず泣きました泣き笑い

元々コンサファンで私設応援団にも入っていた私。でも不甲斐ない試合が続くうち、試合会場への足も遠のき・・・。友人には「苦しい時こそ支えるのが真のサポーターだぞ!」と叱られもしましたが、なにせ気が短くて(^_^;)


でも今回こそはJ1定着して欲しいですね~ もう2度とJ2には戻ってきて欲しくないです。頑張るのだ!コンサドーレ!!





さて、今日はフランス シャンパーニュ地方エルペネ町にあるMoet & Chandon(モエ・エ・シャンドン社)カーヴのレポートをしようと思います♪


エルペネ町はランスから車で30分ほど。人口約3万人の小さな町です。
エルペネー
見渡す限り葡萄畑~ 時期的に収穫は終了。残念!



これがモエ・エ・シャンドン社。クロード・モエが1743年に創設しました。
モエ
カーヴ内をガイドしてくれるのは広報担当の日本人女性です。日本人女性がここでも活躍しているとは嬉しいですね~



入口にはドンペリニヨン像が!
ドンペリ像
ドンペリニヨン師はシャンパン製法を編み出した、まさしくシャンパンの祖。オーヴィレール修道院で酒庫係として働いていた神父ドンペリニヨン師の功績は・・・

☆黒ブドウから白ワインを造ったこと。
☆様々なブドウや区画のバランスを考えて、一貫性のあるアッサンブラージュ(ブレンド)を完成させたこと。
☆ワインの泡を安定させ保存する方法を考案したこと。

だそうですひらめき今から300年以上も前のこと。凄いですね~


この功績を称える気持ちと、オーヴィレール修道院の建物と畑をモエ社が買い取ったことがあって、モエ社の最高級シャンパンにドンペリニヨンの名を付けたそうです。
(しかし、そのブランド権は元々メルシェ社という会社が所有していて、フランシーヌ・デュラン・メルシェとポール・シャンドン・モエが1927年に結婚したとき、その権利をモエ社にプレゼントしたという話もあります。)



さてさて、いよいよカーヴの中へ・・・


カーヴの中は、気温12℃、湿度70%に保たれています。この日の外気温は5℃以下だったので、中に入るとムワッと蒸し暑い感じがしました。(ハイパー・エドシック社はヒンヤリしてたのですが) 
モエカーヴ
地質はチョーク(石灰質)で、触ると柔らかくしっとりしています。湿度が高いのでかなりカビに覆われていました。



左のシャンパンの瓶が積んであるのは、ある年に作られたシャンパンですが、ここには”誰が何年にどういうブレンドで作ったのか”が記されています。ただし、どういうブレンドで作ったのかという部分は本人しか分らないように暗号化されて書かれているそうです。
モエカーヴ内
通常、ノーマルシャンパンは15ヶ月以上寝かさなければシャンパンとして出荷できないのですが、モエ社では3年寝かせるそうです。ヴィンテージついては7~8年寝かせるそうです。今年9月には2000年のヴィンテージが出ています。もう少しで日本に入るのでは?とおしゃっていました!



モエのカーヴは地下3階に渡って迷路の様に作られいて、その全長は28kmびっくり(エルペネ町にあるシャンパンメーカーのカーヴを合わせると全長100kmとのこと!)保管されているシャンパンの数は何と1億本!いったいお幾らに値するのでしょうか!?
カーヴ内表示
↑あまりに広いので、ちゃんと住所が表示されています。ここではぐれたら一生外には出られそうにないです雫


モエ社にはナポレオンが4回訪れたそうで、この樽はナポレオンから寄贈されたもの。
ナポレオン樽


シャンパンは、白葡萄白果汁のシャルドネ、黒葡萄白果汁のピノ・ノワールとピノ・ムニエで作られます。それ以外で作ってはいけない決まりがあるそうです。


シャンパンの製造工程は、葡萄ジュースを絞り寝かせる(一次発酵)⇒ジュースをモエスタイルにブレンド(当然ながら葡萄の出来がその年によって違うので、モエの目指す味に近づけるようにブレンド。今販売している人気のアンペリアル・ブリュットは3年物ジュース250種類をブレンドしているんですってびっくり凄い!)⇒そこへショ糖・酵母を加え更に寝せる(二次発酵)酵母がショ糖を食べ尽くすと炭酸ガスが発生。⇒酵母がカス(澱)となって溜まるが、それが重要なアロマとなり旨味となる⇒最後に溜まったカス(澱)を取り除く。


その澱を取り除く作業が、この動瓶という作業。
動瓶
斜めに傾けた瓶を毎日90℃づつ回していき、口に溜まった澱を凍結させ、中の炭酸の圧で飛ばします。そして目減りしたところに、甘口・辛口など味に応じた量のショ糖とシャンパンを加えます。


この時使うシャンパンは3年物のマグナム瓶(3リットル入り)。ナゼかというと、量が多くても口の大きさは750mlと変わらないことから酸化が少ないため。だからだそうです。


先ほど書いた、最後の動瓶作業は現在機械化されていました↓
動瓶マシン
数もたくさんありますし、人間の手で作業をすれば割ってしまうこともあるので、機械化されたことは非常に良いこと。とおっしゃっていました。


色々と勉強させて頂いた後は、いよいよ試飲♪
試飲
試飲させて頂いたのはモエ社1番人気のアンペリアル・ブリュット。かなり辛口で効きました~
写真は2000年ヴィンテージ白とロゼ。ロゼはヴーヴ・クリコが初めて作ったと言われているそう。色々と製法があるそうですが、モエ社では赤ワインを加えているそです。



ショップの入り口にはシャンパングラスでできたシャンデリアがきらきら
シャンデリア
う~ん、ゴージャス~



とにかく楽しくて為になった1日♪最高の旅となりました~目がハート










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Last updated  2007.12.02 18:32:14
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