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カテゴリ:愛国心
本日、永田町憲政記念館で、天皇陛下ご会見の政治利用を糾弾する緊急国民集会が開催され、私もボランティアスタッフの一員として運営に関わってきました。
実質三日間というご案内期間にもかかわらず、1000名を越す参加がありました。事務局に聞くと、900人分資料を印刷していたのが、それでも足りなくなり、資料をもらえない人が沢山いたとか。かくいう私も受け取れませんでしたが、決議文のデータは入手しましたので、ご紹介します。 来賓として発言した安倍元総理大臣、石破政調会長、大江康弘改革クラブ国対委員長、佐々淳行氏、石平氏、百地章氏、みなさんすばらしい提言でしたが、発言内容はまたご紹介します。 演壇下や通路にまで二重、三重に参加者が座り込んで、話を聞き、拍手をおくり、怒りのヤジを飛ばすという集会はひさしぶりでした。 壇上には、ぺマ・ギャルポさん、イリハム・マハムティさんという、中国の人権弾圧と戦っている方々もいらっしゃいました。 決議文は以下の通り。 天皇陛下ご会見の「政治利用」を糾弾する緊急国民集会決議 天皇陛下には、さる十二月十五日、中国の習近平国家副主席とご会見になった。陛下のご高齢とご多忙などを配慮して守られてきた「一ヵ月ルール」を政府・民主党が蹂躙して実現した異例の会見である。 今回の会見について政府は「一ヵ月ルール」を理由に一度、正式に断っている。ところが中国側は「ルール違反」を認めながらもこれに納得せず、「会見が実現するかどうかの一点に習副主席訪日の成否はかかっている」として、あからさまにルールを無視する理不尽な要求を繰り返した。政府はこれに屈し、「日中関係は政治的に重要である」とする、まさしく政治的な理由から特例を認めてしまったのである。 いうまでもなく、政府は、こうした他国による「政治利用」から天皇陛下をお守りしなければならない立場にある。にもかかわらず、中国側の意に副って再三にわたり宮内庁に対して圧力をかけた政府の行動は、国であれ人であれ、公平無私、常に分け隔てなく接してこられた天皇陛下の国際親善の原則を根底から損うものであり、国民世論の反発を招くのも当然だと言わねばならない。 ところが、日ごとに高まる批判に対して鳩山首相は「国民挙げて、将来のリーダーになれる可能性の高い方を、もっと喜びの中でお迎えすべきだ」とうそぶいた。驚くべきことに、他国による陛下の「政治利用」を政治的な理由から承認してしまった政府も、また、陛下を「政治利用」したことにほかならないことへの責任と反省は、全く見られないのである。 民主党の小沢幹事長にいたっては、「天皇陛下の(国事)行為は、国民が選んだ内閣の助言と承認で行われるんだ」と揚言した。しかし、このような憲法解釈は全くの誤りだというほかない。外国要人とのご会見は国事行為ではなく、象徴としての公的行為である。そして、陛下の公的行為は、内閣の「助言と承認」によってなされるものではない。あたかも内閣が陛下に命令することができるかのごとき不遜きわまる小沢発言を断じて容認することはできない。 さらに、小沢幹事長は十二月十一日、外遊先の韓国においても「ご訪韓は時期尚早」という宮内庁の意向を無視して、「韓国の皆さんが受け入れ、歓迎してくださるなら結構なことだ」と、ご訪韓を快諾するかのような発言を行った。一介の政党幹事長に天皇陛下の外国ご訪問を云々する権限などあるはずもなく、甚だしい越権行為である。 ここに、政府・民主党による陛下の「政治利用」を断乎糾弾し、その責任を厳しく追及するとともに、近い将来その計画が具体化される危険のある天皇陛下のご訪韓計画に強く反対するものである。 右、決議する。 平成二十一年十二月二十一日 日本会議・日本会議国会議員懇談会 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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