たびんちゅう八丈島を歩く No.22(最終回)
とうとう「たびんちゅう八丈島を歩く」も最終回を迎えることとなりました。当初この紀行文を書くにあたり、どのように書くか全く考えていなかったことから、結果このようにダラダラと書くことになってしまいました。でも、最終回ですので「気合」を入れてペンをとりたいと思います。※きっと「ペンをとりたいと思います。」と書くと、さぼりんちゅう君から「先生、パソコンですからペンはとらないでしょう?!」と突っ込まれることと思いますので、自分で書いておきます。* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * あそこ寿司を出て一服した後、今度は八丈島空港を目指すことに。相変わらず外は暑い。でもあと少しで本当に八丈島を徒歩で一筆書きをしたことになると思うと、不思議に足が軽くなる。そしてついに15:00きっかりに八丈島空港に到着。桃太郎感激。空港のそとから滑走路を眺めると、14時50分出発の飛行機が飛び立つところだった。そして出発ゲート前で首に巻いたタオルをひと絞り。すると「あそこ寿司」から2キロくらいしか歩いていないのにボトボトと汗が滴り落ち、アスファルトに染みていく。そして出発ゲート前で記念撮影をしてから空港ロビーに入り、すぐさまチケットカウンターに進み、今日の最終便に乗れるかを確認した。(対応してくれたのはエキゾチックな顔をした綺麗な女性きくちさんだった。)私:「あの最終便に乗りたいのですが・・・。」きくちさん:「あ~、今のところすべて満席です。もしよろしければキャンセル待ちならお受けできますが・・・。 一応1番です。」私:「キャンセル待ちはどの位の確率で乗れるでしょうか?」きくちさん:「う~ん、はっきりとはお答えできませんが、1番ですから・・・。」私:「どの位待ちますでしょか?」きくちさん:「う~ん、はっきりとはお答えできませんが・・・。」ときくちさんが困るような質問ばかりをしていることに気が付き、カウンターを後にする。 そして『キャンセル待ち1番だから、今までの経験から99%乗れるよな~???』と積極的に考え、じっくりと待つことに。その間空港に置かれてある無料のPCでさぼりんちゅう君のブログを見て、コメントを書く。それからは、最終案内までかなりの時間があることから、トイレの個室に入り汗ビショビショのシャツ,パンツ,靴下等々すべてを着替える。またこのときのために東京で買っておいたシーブリーズの使い捨てタオルで全身をきれいに拭く。そして一風呂浴びたようなさっぱりした気持ちになったところで、今度こそ本当の観光客姿に・・・。(首にタオルは巻いていません。)そして120円の缶コーヒーを買い、幾度となく一服をする。あとは『さぼりんちゅう君にもお土産を』と思い、おみやげ物屋さんを物色するが「八丈島土産」と書いてあっても製造元がほとんど本土のものであったので、断念。(え~!本土のブツでもよかったのにぃ~っ!q(T▽Tq) by さぼりん)そしてボーっとしながら、チケットを持っている観光客の姿を観察する。大きなクーラーを持って搭乗手続きをするおじさん達、ダイビング教室の先生に送ってもらってきている綺麗な女性たちなどなど。(ダイビングの先生が羨ましい・・・。)私はというとずーっとカウンターの前に座り、きくちさんの一挙手一投足を『見のがさないぞ!』という気持ちで待つ。そして17時07分、ついについにきくちさんの声で「キャンセル待ち1番から2番の方」とアナウンスがあり、すぐさまカウンターにかけつける。『これで今日中に東京に帰れる!』と喜び勇んで、飛行機に向かったのであった。(きくちさんに感謝!)あとは夕焼け空の八丈島をあとにし、楽しい思い出とともに18時30分夜の羽田空港に無事到着。、(やっぱ夜の羽田はいいね!ねっ☆さな子☆さん!) 到着後携帯メールでさぼりんちゅう君に今回のサポートに感謝する旨のメールを打った後、地元行きのエアポートリムジンに足どり軽く向かうたびんちゅうであった。(本日の歩数:25,887歩) * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 今回の「たびんちゅう八丈島を歩く」をNo.1から読んでくださった皆様、またブログで応援をしてくださった皆様、本当に有難うございました。この場をお借りし感謝申し上げます。今まで東海道,沖縄,甲州街道などなど歩いてきましたが、今回のように皆様に応援されて歩くことなどなかったので、本当にうれしかったです。これからもさぼりんちゅう君のサポートを受け、いろいろな歩き旅にチャレンジしていきたいと思います。最後まで読んでくださり、本当に有難うございました。 おしまい / たびんちゅう(一宮桃太郎)来年からは気持ちも新たに平成15年9月に歩いた「沖縄徒歩縦断」を少しずつですが書いていきたいと思います。是非お楽しみに!