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テーマ:好きな絵本教えて下さい(711)
カテゴリ:読書
『14ひきのおつきみ』
著者 いわむらかずお 発行 童心社 本日は午前中に私の歯医者の予約、午後からは息子のインフルエンザと娘の三種混合の予防接種の予定が入っていたので、義父母に子守に来てもらった。 普段から孫会いたい病が重症で(笑)、2週間顔を見ないと高速を飛ばしてやってくる義父母であるから、こちらもさほど気兼ねはしなかったのだけれど、今回は直前に伯母の夫が亡くなるという不幸があり、遠く京都まで出かけてきた翌々日。 さらに、今度の日曜日に義妹の彼氏が結婚の申し込みにやってくるという。 さらにさらに、昨日はそのために家中の掃除をしていて、重い荷物を動かした義父が腰を痛めてしまったそうで。 そんな中遠方まで呼びつけてしまった形で、いささか申し訳なかった。 まあ義母は「お父さんもうぴよたちに会いたくて今日は楽しみにしていたんだから」と笑っていましたが。 しかも呼びつけたのに歯科の治療は抜いた親知らずの消毒だけで所要時間10分足らず。 こんなだったら来てもらわなくても自分で何とかなったかも・・・。 それに伯母からの今後についての相談の電話などで義父はあちこちに連絡をとったりと忙しそう。 今回は義妹も一緒にやってきてくれたんですが、せっかくきてくれたのに予防接種の予約があるからどこへも遊びに行けなかったしねぇ。 さて、予防接種は接種後30分ほどの拘束があるので(急激な副反応に対応するため)、その間病院で待っててもらうのも何だから、結局私一人でチビ共を病院に連れて行きました。 すっかり予防接種が怖くなってる息子。 待合室で既に「帰ろうよ、おうち帰ろうよ」を連発する。 そこで! 「14ひき読んであげるから」 そういうと、嬉しそうにおとなしくソファに腰掛けてくれる。 そう、この病院の待合室にあるタイトルの絵本、『14ひきのおつきみ』が大のお気に入りなのである。 初めてこの病院に来たときに、自分で棚から見つけてきて「これ読んで」と持ってきた。 そのためもう何度も読み返してやっているが、何度読んでも「もう一回読んで」とせがんでくる。 お話は14匹家族のねずみの一家が木の上にお月見台をつくって、みんなでお団子や栗をお供えしてお月見を楽しむ、というシンプルな内容なのだけれど、絵が大変に丁寧で、動植物はリアルだし、ねずみたちも表情豊かに描かれている。 じっくりと一枚の絵として楽しめる、素敵な絵本。 なんだか自分も大自然の中に飛び込んでいった気分になれる。 あんまりこの絵本が気に入ったらしいので、うちでもこの14ひきシリーズを2冊ほど購入しました。 でも、慣れて飽きちゃって予防接種まで間を持たせることができなくなると困っちゃうかなぁ(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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