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テーマ:好きな絵本教えて下さい(711)
カテゴリ:読書
『わにわにのおでかけ』
文 小風さち 絵 山口マオ 発行 福音館書店 わにわにのおでかけ 恐怖の胃腸炎騒ぎから一日明け、少し症状が回復した相棒と娘はよしとして。 息子が完全にセーフティモードに入りました。 吐き気は少し収まったものの、食べない飲まない動かない・・・熱が下がったはいいが、逆に体温低下・・・話かけても揺すっても反応なしで真っ青な顔色でぐったり・・・。 マジで点滴打ちに病院に行ったほうがよいのではないか、と心配なことこの上ない。 気に入らないことがあるとすぐにキーキー金切り声を上げる子が、どろんとした目つきでぼんやりして視線が定まらず、声も出さないなんて。 相棒は随分不安そうでしたが、午後から仕事へ行きました。 一方息子はずっと寝ていましたが、夕方近くなって少し元気回復。 大好きな絵本を読んでやると嬉しそうでした。 これはわにわにシリーズの単行本最新刊。 息子も私も、これがシリーズで一番お気に入りです。 わにわにが夜眠れなくて窓を開けると、みんながどこかへ出かけていく。 わにわにがついていくと夏祭り。 お面やワタアメを欲しがり、打ち上げ花火を堪能して家路につく。 木版画って、夜の雰囲気が実にうまく伝わる気がします。 「ぎーちょぎーちょ むしのこえ」や わにわにが歩く?時のおなじみの擬音「ずりづづづ」などの言葉のリズムも読んでいて心地よく、息子もよろこんで一緒に声を出します。実に楽しい。 そして、ちょっぴりおたのしみ。 夏祭り会場に張り巡らされたちょうちん、全て南房総市千倉町の実在のお店の名前が書かれています。 「イソラベッラ」はお宿「華恋」はスナック、「白鯨亭」は鯨料理、「サンドカフェ」はガイドにも良く出る有名どころですね。 絵の山口マオさんが一生懸命地元宣伝してるんですね! 私は某ラーメン屋にしか行ったことないですが(笑)、チビたちがもうすこし大きくなったらわにわにの地元のお店のおなじみさんになってみたいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.07 03:24:47
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