ウォルドルフ人形・その他
昨年冬から、娘の通う保育園から頼まれ人形作り講師をしています。その名も「ウォルドルフ人形」。子供の心の成長の手助けとなる人形に、親御さんたちも魅了され大盛況で始まりました。一気に15人来たときは、さすがにアセりました。。厳冬北海道で汗かきかき教え今に至っております。今年度、サークル活動に変わり新体制で臨むこととなったのですが方針がまとまらずモメにモメ、やっとこの間21年度第1回目を無事に終了いたしました。講師という立場上、どちらの言い分にも付くわけに行かず中立を保っていたのがモメる原因となったのは反省しています。(はっきりしないヤツと取られました^^;)幸い妥協案が浮かんだので提案してみると、あっさり受け入れられ早くからそうしておけばよかったと、溜息も出ましたがホっとしました。ウォルドルフ人形は、人知学者ルドルフ・シュタイナー博士による育児概念・方針の一環で発案され、人形と触れ合うことで気持ちを共感し(合い)、自然で豊かな心作りへ導くというたいそうなシロモノです。思想はともかく、この人形とってもかわいい♪私も10体以上作りましたが出来上がるたびに、いえ、作っている最中からかわいさが込み上げてきます。与える子どものことを思いながら作ると不思議とその子に似てくるのに愛しさ倍増。講習をやる中で、シュタイナー博士の思想・スロウに生きる意味・自然との調和など親御さんたちに伝えていますが、自分に言い聞かせているかも。ストレスだらけの劣悪社会でも生きていかなければならない中で、束の間の癒しを少しでも感じてくれたらうれしく思う。またそんな気持ちで作った人形をより多くの子どもたちに与えたいと日々思っています。そして見えづらくなってしまった、そばにあるそっとしたものを感じ、触れ、心豊かに育ってくれたら。。と思います。