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テーマ:株式投資日記(20537)
カテゴリ:コーポレートガバナンス
Jパワーの20年3月期の決算とTCIの株主提案に対する取締役会意見が開示されました。
新任監査役候補に大蔵省OBがいます。藤原隆氏はジャスダックと大証の統合反対派でジャスダックの会長ですが、退任するのか注目されています。 以下ロイターを抜粋 ジャスダックの藤原会長は、大阪証券取引所<8697.OJ>との統合に反対し、ジャスダック内で推進派の筒井高志社長と意見が対立しているとみられており、6月10日に予定するジャスダックの株主総会で再任案が提出されない可能性が強まっている。(ロイター) 金融システム安定化や生保の予定利率引き下げ時に苦しい国会答弁も経験
Jパワーの社外監査役推薦文書 一方、3名の社外監査役は、いずれも極めて豊富な組織運営や経営判断の経験を有しており、米国のサーベンス・オクスレー法やニューヨーク証券取引所の上場規程に照らしても独立性を有すると判断される高い独立性を備えております。 なお、現任の社外監査役3名は、執行部門からの適時の説明、社内監査役との間の定期的な意見交換、取締役との意思疎通、監査役スタッフへの指示を通じた情報収集などによって業務執行の状況を的確に把握するとともに、すべての取締役会および監査役会に出席して適切な意見を述べているところです。 以上抜粋 上記「取締役会の意見」に本文あります。
もう少し精神状態の安定している人を推薦したらどうでしょうかね。大蔵省出身って外為審議会の主催官庁だから利益相反的な感想を持ってしまいます(また天下り批判もある)。独立性があるのでしょうか???現在の藤原氏に「極めて豊富な組織運営や経営判断の経験」があると言い切れるか微妙な感じが客観的にいたします。 (証券取引所の統合は諸外国の事例を見ても時代の流れだと思うのだが、それを反対するのだから株主に目が向いているとは思えないし、経営陣内で対立している人に組織運営能力があるといえるのか?、大蔵・金融庁の天下りポスト確保のための反対をしているように見られがち) 配当やROAのことなどもあるのだが、時間なくこの辺で。次回にいたします。TCIの意見の反対根拠に、さすがに「電力の安定供給」とか「原子力の安全」とかいう文言はなくなっていましたね。社外取締役は根回しが出来なかったのか、来期以降の努力目標となっています。 海外投資案件の収益性とかいいたいこと一杯あったがTCIさんが言ってくれるのでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/05/01 01:29:24 AM
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