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カテゴリ:コーポレートガバナンス
ポートフォリオ銘柄にニュースが
ご存知の方も多いと思われますが、IBMのCEOが来年1月1日から変わります。バージニア・ロメッティという方です。 IBMは今年100年目を迎えるそうで、100年目に一新ということのようです。 結構サプライズ人事のように取り上げられていますが、春ごろから次期CEOレースの最有力候補者としてあちらでは報じられており、私も実は楽しみにしていた人事です。
IBMといえば、ゼネラルエレクトリックなどとともにアメリカ株式会社1丁目1番地のような会社です。結構保守的でエリート意識が強い会社のように思われています。
ロメッティ氏はプライスウオーターハウスクーパースの買収を指揮して、IBMの企業戦略の方向性を決定付けました。メインフレームやPCのハードの会社からソリューション、アウトソーシングのソフト路線を切り開いたのです。実績十分で本命の登用というのが個人的な感想です。
業績は殴っても倒れないぐらい、しっかりした収益構造になっていますので(個人的にはInternational Cash Business Machinesだと思っています。これだと核ミサイルICBMになってしまいますね)、従来路線をブラッシュアップすることが期待されます。 IBMの業績については以下の記事をご参照
2015年までにEPSを$10から倍増した$20にするという中期計画を掲げていますが、私は達成可能だと思っています。いまやIBM株は私のポートフォリオ第2位で、その行方は大いに興味を持っております。株価も配当もICBMのように破壊力十分な長距離砲を期待しています。もう「不発弾」とは言わせません。
ちなみにダウ平均採用銘柄の女性CEOはデュポン、クラフトフーズ、ヒューレット・パッカードについで4人目だと思います。先程ワールドビジネスサテライトで日本企業の女性役員比率は0.4%と先進国でダントツの最下位であることが放送されていました。 女性の役員登用率が高い企業ほど、効率がよいという結果もあるようです。
私のポートフォリオでは、ジョンソンエンドジョンソンもCEOの交代期にあり、候補者の一人が女性で、CEOの座を狙っているそうで、私はその誕生に期待している一人です。
偏見で恐縮ですが、女性がCEOになると、その会社は実力主義が生きている、という感想を持ってしまいます。いろいろ本で読んだりすると、やはり女性でCEOにまでなるには、男性がCEOになるよりも実力も運も必要ではないか、というのが偽らざる心境です。
それに引き換え・・・
一方のプレミア投資法人 本日、なんと40%も希薄化される増資を決定しております。何でこんな時期に増資する必要があるのか皆目見当もつきません。 購入するのはNTTやスポンサーのNTT都市開発が保有する物件が多いです。だったらもっと株価が回復してからでも遅くは無いはずです。 分配金はわずかに1000円ほど上昇するとはいえ、株主無視で腹立たしい気分です。
電力会社、大王製紙、オリンパス等、がっかりさせられるニュースばかりです。昭和の負の遺産のようなオヤジがえらそうな顔をしているような会社・・・。今は21世紀も11年経過していますよー。
こんなことばっかりしていたら、日本から資金移動せざるを得なくなるぞー。NTTにはちょっと失望。バリュー株の期待が高かった。
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Last updated
2011/10/27 12:08:47 AM
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