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テーマ:洋楽(3398)
カテゴリ:音楽
ビートルズのCDが出て久しいですが、リマスター版で今回まとめて買いました。 ネットショップはアマゾン派なのですが、ディスカウントしてくれるというので楽天ブックスで買いましたが、お届が10月末以降とのこと。あ~あ。
中学生時代からのビートルズファンでして、すでにいくつかのCDを80年代から持っているのですが、つい買ってしまいました。巣ごもり消費ですね。 3万円程度ならREITの1年間の分配金程度ですし。 ビートルズのオリジナルアルバムのうち、最高傑作とも言われる、「サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド」。 このアルバムのタイトルナンバー「サージェントペパーズ...」のイントロは、ポール・マッカートニーのへヴィなリードギターでスタートします。 このギターイントロの直前の音合わせの様な場面で、ざわざわと聴衆が雑談をしています。そのざわめきを縫って、男性が関西弁で、
「ポールのあほ」 と言っています(言っているように聞こえる)。
高校時代に友人と「ポールのあほ事件」と言って楽しんでいましたが、論点は、
1:単にそのように聞こえるだけ 2:実際に日本人に「ポールのアホ」と言わせている
のいずれなのだ、 という点でした。
2の場合は、「ではなぜ関西人なのか?」という関西弁の必然性がさらに論点としてついてきました。 当時ビートルズは相当なスタジオミュージックオタクと言いますか、様々な音をオーバーダビングして、評論家諸氏をはじめ、「サージェントペパーズを聞くと、必ず何か新しい音を発見する」 と言わしめるほどの当時の最高傑作音楽だったので、日本人に発言させている、というのも非常に納得感のある説だったのです。
さらに、1の論点の場合、再現するにはどのような音合わせをすればいいのだろうか? という点も疑問でした。
リマスターしたクリアな音域だと、「発言している」のか「聞こえる」のか、白黒つくのかが最大の楽しみです。
サージェントペパーズのアルバムをスタートさせてちょうど10秒ぐらいのところでその場面に出くわします。知らなかった人は聞いてみてください。 (確か、ラストで 「犬にしか聞こえない音」 というのもありましたね) ポール・マッカートニーがライブでサージェントペパーズのナンバーをいくつか披露してくれ、ライブ再現不可能といわれた曲もDVDでも聞くことができるようになって、時代も変わったなあ。 (最も再現不可能な曲は「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」などジョン・レノンの方に多い気もするが) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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