舌がねじれる。
『Tongue twister』tongue=舌、twist=ねじる。ハテ、この単語の意味は???と、悩んだのが昨日。帰宅後、もも造の宿題を見てた時のことである。毎日、何種類か宿題を持って帰ってくるのだが、昨日は算数のプリント、掛け算の4の段と5の段の勉強、今週の単語のスペルの練習、暗記問題、それに加えて、『オモシロおかしいtongue twisterを一文作りなさい。』と言うのがあった。コレって一体何ぞ?ともも造に聞いてみると。『文章の中の単語が同じアルファベットから始まってややこしい文。(←in英語)』『むーーーーー。(←in日本語)』『ホラ、マミィー。速く言ったら間違えるやつ。(←in英語)』『、、、、。アッ!アレか!ナマムギナマゴメナマタマゴっ!!!(←in日本語)』『アマモギ?アマ、、、ホワット???』こんなバイリンガルな会話を経て、tongue twisterとは『早口言葉』である、という事が判明した。ふーー、疲れるぜ、と一息ついた直後、アア?オモシロおかしい早口言葉を作れって宿題??と、益々疲れる思いの権造。日本ゴだって考え込むようなお題なのに、英語ってのはチョイ面倒である。ま、この辺はアメリカ人でもあるもも造にお願いして(って元々もも造の宿題ではあるが)、権造は他の終わった宿題のチェックをしていた。が。机の前で難しい顔をしながら今まで勉強した単語のファイルをパラパラやってるもも造。プリントを見ると真っ白なままである。もも造さ~、そんな難しく考えなくっていいから知ってる単語で同じアルファベットで始まる単語をテキトーにくっつけて文章作ればいいだけだってば~、とかなりよろしからぬアドバイスをしてみたのだが、『オモシロおかしい』の余計な接頭語が付いてるだけでかなりプレッシャーを感じているようだ。30分後。まだ悩み続けるもも造。こうなるとコイツは頭の中真っ白になって脳の機能がフリーズする、というパターンなので、作造のオフデーだったので恒例の外食ディナーに出かけた。ベトナムレストランでフォーを待ってる間、密かにココで片付けちまえと持参していたノートとペンを出して早口言葉に挑むもも造と権造。この時点でウケ狙いのセンテンスを考えようなんてレベルではなく、とりあえず一文作らねば、というプレッシャーで一杯であり、とりあえず単語はfで始まる単語にしようという権造の独断に基づき、fから始まる単語をズラズラ~っと書き出してみた。で、アレコレいじって最終的に出来上がった苦渋のセンテンスがコレ。In a far forrest, a fat friendly ferret found a funny frog flipped into foggy fountain then flipped out from freezing water.(はるか彼方の森の中、太った人なつっこいイタチがヘンテコなカエルが霧のかかった泉に飛び込んでその後凍りつくような冷たい水から飛び出すのを見た)最後までfで頑張るぜぃとくっつけていった単語達も、一番ラストにネタ切れとなり、丁度フォーもテーブルにやってきたので、wでもまぁいいか、とwaterで終わらせて宿題はなんとか終わった。内容もかなりショボいし読んでみると早口言葉??って感じである。もも造的にも、自分の脳がフリーズするにも関わらず仕上がりにはイマイチ納得出来ない様で結局帰宅後にネットで早口言葉を検索してみた。ずら~~っと出てくるハイレベルな早口言葉を見ていて、気に入ったのをもも造がプリントに書き込んでるので、オイオイ、それってタダのパクリじゃないか、と突っ込むと、自分の作品がウケなかった時のために予備ネタとして持参したいそうだ。前々回の日記で書いたように、『人にどう見られてるかすごく気にするタイプ』ってのを裏付ける行動である。一応、『コレはパクリです。』と権造が添え書きして本日提出したのだが、クラス内で発表したらしく結果チビらのレベルはほぼ同じだったようで、もも造オリジナル作品でも充分通用したらしい。もも造がパクったお気に入りの作品がこちら。I thought a thought.But the thought I thought wasn't the thought I thought I thought.If the thought I thought I thought had been the thought I thought, I wouldn't have thought so much.↑コレは同じ単語の繰り返しである高レベルな作品であるが、他にもこんなのが。Peter Piper picked a peck of pickled peppers,if Peter Piper picked a peck of pickled peppers,wheres the peck of pickled peppers Peter Piper picked? Betty Botter bought some butter, but she said "this butter's bitter! But a bitof better butter will but make my butter better" So she bought some betterbutter, better than the bitter butter, and it made her butter better so 'twasbetter Betty Botter bought a bit of better butter! ハァ。試しに2人で早口にトライしてみたが見事に撃沈。。。何語でも早口言葉って難しい。日本の早口言葉ってクラッシックなのは知っている。これらは知ってる人が殆どだと思う。生麦生米生卵(なまむぎなまごめなまたまご)東京特許許可局局長(とうきょうとっきょきょかきょくちょう)隣の客はよく柿食う客だ(となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ)庭には二羽裏庭には二羽鶏がいる(にわにはにわうらにわにはにわにわとりがいる)カエルぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ合わせてぴょこぴょこ六ぴょこぴょこ(かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこあわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ)赤巻紙青巻紙黄巻紙(あかまきがみあおまきがみきまきがみ)現代風に最近出来たものもあるんだろうか、と思って検索してみた。恐らく最近バージョンのものと今まで知らなかったものがコチラ。ブラジル人のミラクルビラ配り(ぶらじるじんのみらくるびらくばり)手術室技術者施術中(しゅじゅつしつぎじゅつしゃせじゅつちゅう)東京特許許可局局長急遽休暇許可却下(とうきょうとっきょきゃかきょくきょかきょくちょうきゅうきょきゅうかきょかきゃっか) 東京特許許可局長今日急遽休暇許可拒否(とうきょうとっきょきょかきょくちょうきょうきゅうきょきゅうかきょかきょひ)骨粗鬆症訴訟勝訴(こつそしょうしょうそしょうしょうそ)海軍機関学校機械課今学期学科科目各教官協議の結果下記のごとく確定、科学幾何学機械学国語語学外国語絵画国家学(かいぐんきかんがっこうきかいかこんがっきがっかかもくかくきょうかんきょうぎのけっかかきのごとくかくてい、かがくきかがくきかいがくこくごごがくがいこくごかいがこっかがく)ちなみに一番最後の長文、読んでみたら一発でスラっと言えた。が、その上の骨粗鬆症がどうしても言えず。。人によって言いづらい文章なんかもきっと違うんだろう。最近のチビ宿題ってこのように手間隙かかるものが益々増えてくる。学校によって教育方針が違うので一概には言えないと思うが、教科書を持って帰ってくることが無いので、全部プリントの内容から判断する文章題だとか、学校で勉強した事がベースとなってる問題が多いので、学校でボケーっとしてると家で親がかなり苦労する事になる。月曜日の宿題は権造の苦手分野であるヤードやらフィートやらインチやらセンチの比較問題だったので、メートル・センチ・ミリで育った権造は携帯で速攻Wikiチェックをしつつ答えを確認する事になった。あと、トリビアか?って宿題も多い。以前もどこかで書いたと思うが、歴史上の人物に関する問題などがそうである。ワシントンやリンカーンやキング牧師なんかの文章題を持って帰ってくるときなどがそうだ。文章中には誕生日なんて一言も触れられていないのに、質問の欄に『リンカーンの誕生日は?』なんてのがある。ま、これだけのビッグネームだとホリデーになってたりするので常識っちゃ常識なんだが、知らね~よ、と思いつつ、これまたWikiかgoogleのお世話になるわけだ。同時に学校の社会科の時間で同じ人について勉強してるらしいから教科書には載ってるんだろうが持って帰ってこないので知らないとお手上げである。誕生日だけならまだしも、、、。『奥さんの名前は?』なんてものもあり、もちろんコレも文章中では平気でスルーされている。PCの無かった時代の親は一体どうしたんだろう。。図書館通いしたり家にかつては訪問販売で売ってたような百貨辞典シリーズがずらりと並んでたりしたんだろうか。いずれにせよ、、、、ネット時代に親になって本当にありがとう、と何かに向かって感謝したい気分で一杯である。ここ造の方はというと、こちらは週末だけプリントを何枚か持って帰ってくるだけなので今のところ手伝う気苦労はそれほど無い。が、コヤツの場合は例えばABCの書き方の練習なんかでも、ちゃんと点々が付いてて鉛筆でなぞるようになっているのに、ウケ狙いでわざと にゃははは~と笑いながら思いっきり点々を外してはみ出しているので、権造はいつもキィィィィ~~!!っとなり別な意味での気苦労が耐えない。『ココゾウは、、、出来る出来ない以前の問題ね、、、。』と担任のセンセもため息付いているのだが、渡世術だけでは生きていけない年齢が着々と近づきつつあるのでこっちは別な意味で頭が痛い。先週の授業中でのここ造のプリントを金曜日にまとめて持って帰って来たときなどは愕然とした。どのプリントにも名前の横に描かれているバースデーケーキの絵。。。数字の練習よりもアルファベットの練習よりもはるかに緻密に蝋燭の炎まで細かく描かれているこのケーキ。あ~~~~そういや先々週あたりから来る2月18日のマイバースデーに向かってのカウントダウンがここ造の中では始まっているんだった。毎日毎日起きると『とぅでい いず まいば~すで~?』と権造に聞き、学校に迎えに行くと『ゆ~ ばい まいぷれぜんと??』と顔を見るや否や聞く。嫌気がさしたもも造がカレンダーの18日にでっかくここ造の誕生日と記入して赤で囲い、今日はまだ何日!とここ造に言いつつ毎日×印を付けているんだが、全く気にせず質問攻めは続行中である。あ、誕生日の準備もせねば。。。バレンタイン行事もそれぞれあるし、日にち的に近いので買出しに奔走することになりそうだ。前回日記のカブトエビ。丸々2日経つのに孵化の気配無し。。。チビたちはすっかりオカンムリ状態である。思うに、袋に入っていたザ・生きる化石卵なんだが、細かい乾燥ボウフラみたいなのが一杯入っていたのでてっきりアレ自体が全部卵だと思っていたんだが、アレは木屑や葉っぱの粉末でその中に卵が混じっているのではないだろうか。説明書にはとりあえず半分くらい入れちゃってくださいとあったので、あんな大量な卵が全部孵ってどうするんだ、と想像してはゲーーーっとなっていたが、よく考えればスミソニアンもそんな暴挙に出るとは思えず。きっとちょこっとだけ卵が混じってるだけなんだろうと独断し、本日浮遊物をかなり追加してみた。よ~く見ると中に形が丸いのが混じっていてコレが卵なんだろうと勝手に推測しているんだが。。あれだけウゲーーーっと思ってたのに孵らないとガッカリする権造と共に、ちょこっとだけでいいから孵れと思ってくれる人、クリックよろしくお願いします!↓↓↓にほんブログ村*******追加******Facebookで権造フレンズの皆さんへ。Aidaという人から権造の名を使って友達申請があった場合、バッサリ無視してください。よろしくお願いします。