最悪の一日
今日ほど色々ヒドイ目に(ミスを起こした)あったことはありません。今日はバッファローに住んでいる友達に会いに行くために長距離バスグレイハウンドのバス亭に行きました。さっそくバスに乗り込もうとしたのも束の間、パスポートを忘れたために乗ることが出来ませんでした。そうです、バッファローはトロントから2時間で行ける距離ですがりっぱなアメリカなのです。仕方ないので家に取りに帰り、8時発の最終のに乗ることにしました。今週の疲れがドッと出たようでカナダとアメリカの国境付近まで深い眠りに落ちました。国境付近ではアメリカに入国するためにみんなバスから降ろされ、パスポートやカナダ国民であることの証明、入国するための目的などを聞かれます。僕は一度バスでバンクーバーからシアトルに行ったりしたことがあるのでこのような検査はさほど難しいものだと思っていませんでした。それが甘かったです。なんとVISAの期限が切れていて(しかも今日まで)アメリカまで目と鼻の先でありながら入国することが出来ませんでした。顔写真と指紋を取られたり、色々な質問をされたりしてまるで容疑者扱いでした。バスでカナダに返されると思いきや、護送用のタクシーに乗せられてまずは高速の途中にある移民局に連れて行かれ、ここでも様々な質問をされました。(職業上というのはわかりますが、みんなとても冷たい態度とそっけない質問の仕方をしていました。)その後は$35を払わされてナイアガラまで返させられました。その道中、高速でハイスピードをだしながらも、携帯で話しをし始め、タバコを吸い、音楽をかけて歌いだす…あきれ果ててドッと疲れました。ナイアガラに着いてグレイハウンドのトロント行きのバス時刻を見たら、なんと3分前に発車していたとの事実。夜中までバスを待つわけにもいかず急遽モーテルで1日を過ごすことにしました。今日一日を振り返ると涙が出るほど充実していました。*でも最後の最後に少しばかりの良いことも体験することが出来ました。ありがとう!