My Friends Forever!- あっ！トロント → ＬＩＦＥ

[昔の思ひ出] カテゴリの記事

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• 祖母との北海道旅行のこと

  今日で８月も終了です。８月も色々なことがありました。お盆には故郷に帰り久しぶりに（カナダにいたので行けなかったのです）徳島祖父の墓参りにも行くことが出来ました。また夏休をとって22－25と北海道に奈良の祖母の避暑旅行に同行することも出来ました。祖母の娘（僕の母も入っているわけですが）親族で行く旅はとても素晴らしいものでした。９１歳の祖母を気遣かいつつも、祖母のこれからの健康を願いなるべく自分の足で歩いてもらうようにしました（介護で「体は使わなくなるから鈍るのだ」と習っていたので僕もそれに賛同しました）でももちろん休み休み、あくまで祖母のペースに合わせて行動しました。祖母は足腰もとても達者で記憶力も申し分がありません。が、やはり先立った祖父のことを思い気持ちの面から弱ってきています。そこでこのように祖母を中心とした旅行を今回計画し実行しました。僕自身は始めての北海道でした。自然の多さ、空気の美しさ、夏というのに涼しく過ごしやすいということですっかり気に入りました。途中はレンタカーを借りて祖母が喜びそうなとこに下車しました。僕がまだ小学生だった頃、始めて祖母の住む奈良に遊びに行ったことがあります。まだ電車に一人で乗ることに不安を抱えていた僕を気遣ってわざわざ新大阪まで送ってくれた日のことを今でも思い出します。祖母には怒られたことはなく（母には沢山怒られてきましたが）いつもニコニコして見守ってくれて、僕は本当に大好きです。それゆえ祖母を悲しませることはしないようにいつも行動しました。何か道を踏み外しそうになる時には「祖母が悲しむかも」と言うのが頭によぎります。僕には面と向かって言ったことはありませんが、いつも僕のことを気にかけて＝心配してくれている祖母です（母からいつも聞かされています）そんな素敵な祖母だから、もちろん３人の娘もみんな気立てがよく、寛容力があり素晴らしいです。言葉や行動に優しさが溢れていていっしょにいるのが本当に楽しかったです。道中みんながそれぞれに感謝しているのに幸せを感じました（なんど「ありがとう」という言葉を聞いたか）また必ず祖母を連れてみんなで旅行に行きたいとみんなが誓い合っていました。それをニコニコ聞いている祖母がいました。＊僕が酔いながら祖母に、自分の母の不満を話すと「実はあなたのお母さんがおばあちゃんに一番似ているのよ」と言われたのには驚きました。誉めるのこと、愛情を言葉で表現するのが苦手だと言うことなど。

  2006年08月31日

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• 

  「いま、会いにゆきます」

  「いま、会いにゆきます」を観ました。本当に素晴らしい映画だと思います。ありえないことだけども（そうだとわかっていても）とても純粋で涙なしでは観れないほど感動します。この映画を観るのは３回目ですがやはり今回も感動しました。家族の絆の深さ、家族とはこうあるべくだとも思いました。（竹内結子と中村獅童がこの映画で共演したのは、何かの「縁」ですが、この共演がきっかけで結婚したのは僕はあまり驚きませんでした。映画の中で二人はすでにそんな風な雰囲気が出ているように感じました）母親がゆうじくんに描いた「アーカイブ星」の手作りの絵本を観て、僕も父親になった時に手作りの絵本を子供に描いてあげれたらいいなと思いました。この先この映画を観る度に何か込み上げるものがあると思います。でも一番思い出すのは2回目にこの映画を観た時のことです。トロントにいた頃のことですが、大好きな人といっしょに観ました。昔の思い出ですが、この映画を観る度にその時の状況が鮮明に思い出します。すごく幸せでした。『人生は出会いと別れの繰り返しだと私は考える。大切な人と別れることもあるし、昔別れた人と出会うことだってある。』（投稿）

  2006年04月16日

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• ‘『WITH OR WITHOUT YOU』－U２

  See the stone set in your eyes (君の瞳に石が見える)See the thorn twist in your side (君は絡まった刺の中にいるようだ)I wait for you (君を待ってるんだ)Sleight of hand and twist of fate (このメチャクチャな運命の中で)On a bed of nails she makes me wait (地獄の中で君を待ってるんだ)And I wait......without you (そう。待ってる…。君はいないのに)With or without you With or without you... (君がいてくれても、いなかったとしても…)Through the storm we reach the shore (全てが丸く治まって、行き着くトコに行ったとする)You give it all but I want more (そこで君は全てを捧げてくれるけど僕はそれじゃ足りなくて)And I'm waiting for you (また君を待つんだ)With or without you With or without out you (君がいても、いなくても…)I can't live (生きてはいけない)With or without you And you give yourself away (君は自分の出せる全てを捧げてくれてるのに)And you give yourself away (そう。全てを捧げてくれているのに…) And you give And you give And you give yourself away My hands are tied (手首は縛られて)My body bruised,she's got me with (身体はボロボロになり、それでも君と一緒にいるとして)Nothing left to win (それは勝ったんじゃなくて)And nothing else to lose (かといって、負けたワケでもない)With or without you With or without out you (君がいてくれても、いなかったとしても…)I can't live (僕は生きていけるハズがないんだ)With or without you...

  2005年05月07日

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• 魚

  子供の頃、水槽で飼っていた魚をよく眺めて過ごしました。何だかよくわかりませんが、魚の動きを見ていたらボォーとして吸い込まれるような感じになるのです。水の中をスイスイ動く様は見ているこっちまで気持ち良くなります。「魚は寝る時は目を閉じるのか？」それ以前に「魚は寝るのか？」そんな疑問を持って部屋を暗くしてジィーと眺めたこともありました（結局結果は分からずに僕は寝てしまいました。サンタクロースを見ようと夜通し起きようと試みてみても必ず寝てしまうように。）魚は近くの川で捕ってきたものです。どうやら今ではメダカ、フナ、ザリガニ、エビなどを店で購入する時代になってしまったようです。コンクリートで川の両脇、下面をコンクリートで整備することで洪水などの被害は起こりにくくなり、見栄えも良くなりましたが、魚達の環境は悪くなってしまいました。子供の頃何度も魚捕りに行った川も、今では浮遊物が浮かんでいるドブ川になってしまいました。子供の僕は確かにこの川に入り、水まみれになってバケツ一杯の魚達を捕まえたのです（本当に捕まえたのか？と問いたくもなります）水草にはタニシやメダカの卵が沢山ついていました。夏が近くなると水草にはヤゴの幼虫がよく捕れました。また田植えシーズンには川から田んぼに水を移すので、川の水かさが減り、魚捕りシーズンでもありました。当たり前と思っていた環境が今はありません。目先のことしか考えない人間の愚かな行動の結末です。未来の子供たちは魚捕りを楽しむことが出来るのだろうか？少しでも多くそのような環境を残す（作る？）必要があると思います。自分で捕った魚を水槽に入れて観察する子供がいるといいなぁ、あの頃の僕のように。

  2005年03月21日

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• 子供の頃４（弁当）

  小学生の時はソフトボール、中学生の時はバレーボール部に所属していました。母は毎回試合の度に早朝から早起きして僕のために手作り弁当を作ってくれました。あの頃の僕には弁当というものはあって当たり前と思っていたのかもしれません。あれがいい、あれは嫌だと母に注文をつけたりしたものでした。周りの友達の中にはいつもホッカホッカ弁当や、コンビニで買ったおにぎりやサンドイッチを持って来ている人がいました。子供の僕はそれを見て羨ましいとさえ思っていました。赤い色したウィンナーやスパゲッティーになぜか魅力を感じていました。大きくなった今、手作り弁当の有難さ、美味しさがわかります。当たり前と思っていたことは実はすごく幸せなことであったんだとも思ってます。大学生になってからも夏休みが終わって東京に帰省する度に、新幹線の中で食べるようにと母は愛情のこもった手作り弁当を僕に作ってくれした。母の弁当を一度も残したことはありませんでした。もし僕が父と言う立場になったのなら（子供を授かったら）弁当は必ず手作りを持たせてあげるようにしたいです。僕もたまには”男の弁当”を作ってあげようと思います。子供が弁当を空っぽにしてくれたら嬉しいんだろうなぁ。

  2005年03月19日

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• 子供の頃３（風邪ひき）

  風邪を引いて学校を休んだ時は”王様”に慣れる時である。嫌いな注射やクスリを除いたら後はまさに王様状態。この時ばかりは母も最高に優しいので（いつもはあまり甘やかしてくれませんでした）僕もここぞとばかりに甘えるのです。寝るとき意外はテレビも見れるし（教育テレビのみ）、うどんやお粥も食べれるし、ポカリスエットもぐびぐび飲めるし・・・たまに近くのスーパーまで買い物について行ってお菓子も買ってもらえました。友達も放課後、学校帰りにノートの写しを届けにきてくれたり、その日の出来事を話してくれたりして気遣ってくれたものです。風邪が治ったら治ったで学校では友達が温かく迎えてくれて嬉しかったなぁ。風邪は時には人の優しさを感じる機会だった気がします。そしてもちろん健康の重要さ、ありがたさも改めても痛感する時です。なんにせよ”健康”が第一です。

  2005年03月18日

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• 子供の頃２

  暴力はもちろん良くありませんが、「子供のことを考えて殴る」いわゆる「愛のムチ」というものを今の子供達は体験することはないのでしょう（虐待として大事件としてとられる時代です）僕は小さい頃何度か父に殴られたことがあります。それは何度言っても言うことを聞かなかった時や、絶対にしてはいけないことをした時などです。そりゃあその当時は怖くてしかたなかったです。でも殴られた時にした悪いことは二度とすることはなかったし、殴られたからといって「ちくしょう、ふざけるな。」などとも不思議に思わなかったです。殴られたことが理由で口を利かなくなったりもありませんでした。父も怖いのはその時だけであとは優しい人でした。大きくなってからこれらは「愛情」だと思いました。「子供が良い方向にいって欲しい。善悪の判断がつく人になって欲しい。常識をわきまえる人になって欲しい。」そんな気持ちを込めた上での父の行動だったと今思います。子供がカッとなって両親を殺してしまうような事件さえも起こってしまう恐ろしい時代です。多くの親に威厳が失われている時代でもあります。威厳というものは偉そうにするというわけではなく、親として子供に溢れるほどの愛情を注ぐことで得られるものだと思います。反抗期などを迎えて親子の絆がひび割れそうになることもあるでしょう。でもそんな中でもどこかで心の奥底で繋がっている関係こそが親子なのだと思います。僕の少年時代は、両親の愛情も受け、周りの友達にも恵まれ、先生も思い出に残る素晴らしい人ばかりで、自然にも囲まれた中で過ごしてきました。『ふたりがもし出会わなきゃ　あたしは生まれなかったの　１千回も１万回も　アリガ十々アリガトウ。』　一青窈（アリが十々）より　

  2005年03月17日

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• 子供の頃１

  僕が小さかった頃はあんまり物を買ってもらえませんでした（誕生日の時にプレゼントとしてもらうぐらいでした）兄のお古のオモチャで喜んで遊んでいました。お気に入りのオモチャはLEGOブロックで、何度も何度も作っては壊して想像力の限りを尽くし色々な物を作っていました。でも大体は友達といっしょに外で泥んこになるまで遊んだ記憶があります。あの頃は空き地や、原っぱなども沢山残っており、つまり植物も昆虫も沢山いたのでアミを片手に獲りにいっていました。擦り傷、切り傷など日常茶飯事のことです。あの頃は少々の傷ぐらいじゃあ、先生も両親も驚かなかった＝取り乱さなかった気がします。「水で洗っておきなさい」「ツバをつけとけばいいのよ」そんな具合でした。今の子供達が少しの血を見て泣き喚くのは、大人たちにも責任があるような気がします。子供よりも先に親が取り乱すから、子供達もちょっとの怪我が大惨事のように思ってしまうのです。親が落ち着いて最善の対処をしてあげるようにならなけばいけないと思います。自転車も小学生の高学年になるまで買ってもらえなかったので僕はいつも走っていました。友達は自転車に乗っているのに僕は彼らを追うように走っていました。そのおかげで他の人よりも足が速くなりました。モノを買ってもらえなかったおかげで、モノを大切にすることを学びました。グローブも自転車も服も靴も同じものを随分長く使いました。それはケチとかではなくモノと上手に付き合うことでモノの寿命を最大限に延ばして気さえもします。割り箸鉄砲や新聞紙の刀、折り紙遊びなど「手作り」の遊び道具を随分作った気がします。夏休みの工作の宿題も父と一緒にノコギリなどを使って木の船や、鳥の巣などを作りました。自分で作ることによって作り上げた達成感を味わうことと同時に父との触れ合いも得ることができました。特に言いたいことはありませんが、時代は確実に進化して「古き良き時代の風習」が多く失われつつあると思います。時代の流れには逆らいきれませんが、良いものは残しつつ新しいものを取り入れていくのが一番だと思います。・・・つづく

  2005年03月16日

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• ‘「母は偉大なり」

  『主婦の仕事ってほとんど目にみえません。だから尊いのですね。そのことがわかる人間になってほしいと思います。』僕がまだあまりにも幼すぎた頃「お母さんっていいなぁ。いつも家でゴロンっとしてさぁ。」なんて不届きなことを思っていたものでした。学校は面白い反面、家はテレビもオモチャも漫画もレゴもあって王国のようなものだと思っていました。僕は自分が家で過ごす行動と母も同じことをすると思い違いしていたようです。５人分のご飯を作ること、自転車で買い物に行くこと、掃除、裁縫と当たり前のようにしている母の仕事は実は非常にたいへんで困難なものだと思う。食事の後のお茶碗を洗うことでウダウダ言っている自分が情けなく思ったこともある。料理を作るのが好きな人もいますが、それはたまに作るからそう思えるのでは？５人分もの食事を毎日作る（しかもみんなが喜びつつ、栄養も考える）という行為は非常にすごいことだと思います。どんなに疲れていても、風邪を引いていてもそれを言わずに毎日作ってくれました。そういえば何度か僕らが食べている時に、すでにノビきっている母を見たことがあります。体調が思わしくないにも関わらず僕らの食事を作ってから休んでいたのです。「専業主婦なんて刺激がなくて嫌だ」と近年よく聞きますが、家での主婦の役割はそんなに軽いものではないと思います。もし小さな子供がいたらその忙しさは倍にもなると思います。（実際には、夫が仕事に出ると家でワイドショーとお菓子を片手にゴロンと寝そべっている人もいるようです。そして夫が帰ってくる時刻になるとめんどくさそうに起き上がってレトルト食品などを温めて夕食を作る人もいるそうです…。）仕事から家に帰ると、当たり前のように食事があって、当たり前のように家は綺麗である、と思う男がいるのならその人はまだまだ子供だと思います。一度役割を変えてやればいいと思います。妻は仲良しの友達と旅行にでも行って、家の家事と子供の世話も夫に任してみればいい。それを体験して初めて妻の偉大さに気づく人もいます。（よくテレビ番組でそのような番組がありますね。その時の夫のアタフタ加減は笑いすら与えると共に、情けなくも見えます。）家計簿をつけてお金を月単位でやりくりしてくれてるのも、家庭のことを隅々まで知っているから出来ることなのです。「こんだけしか小遣いがない」と聞くことがよくありますが、「こんだけ小遣いをもらった中で家庭をやりくりしてくれている」と思ったほうが良いのかもしれません。外で仕事ばかりしている人には結局家庭のお金の使い道などわかりきってはいないのでしょう。買い物にいっしょに連れて行ったほうがいいかもしれません。そうしたら食事費やオシメなどの値段もわかることが出来るでしょう。なんてデカイ口を叩いていますが、これも実習で子供の世話をしているからこそ身にしみて母の苦労と偉大さがわかったのだと思います。「母は偉大なり」いつもありがとうございます！

  2005年03月08日

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• 兄弟

  僕ら兄弟同士はお世辞にも仲が良いとは言えない。小学生の頃までは本当に仲が良かった。いつも兄と姉に慕って遊んでいた。また兄と姉もそれを受け入れてくれた。いつからだろう溝が出始めたのは？やはり思春期を迎えて頃ぐらいだと思う。反抗期も始まり、中学生になったことも僕との距離は次第に離れていった。いっしょに遊びたいのに、話したいのに、それも怖くて言えない時期もあった。兄のCDなどを、兄がいない時に恐れながら聴いたりしていた。幼いながらに兄の突拍子も無い行動や言動を呆れながら見ていたものだ。そんな僕らも大きくなった。照れながらも話すようになったし（面と向かっては相変わらずまだまだですが）、いっしょに飲んだりもする。歳と共にまた昔のような関係に戻りつつあるのが嬉しいです。話は突然変わりますが僕は三国志が昔から大好きです。小さい頃何度本を読み返したことか。その中でも好きな武将は、蜀の劉備玄徳です。幼い頃は母親と二人でわらじを売ったりして暮らしていました。貧乏でしたが彼の子孫は、後漢の景帝の子供で中山靖王劉勝という人。皇族の血筋であり、そして彼もいつかは乱れきった世を変えようと大志を抱いて過ごします。そして、劉備が２３歳になった１８４年に「黄巾の乱」が起こります。民衆は黄巾賊に苦しめられます。そして劉備はついに民衆の為に立ち上がります。志を同じくする関羽、張飛と出会い自宅にあった桃園で、あの有名な「桃園の誓い」をおこないます。『我ら三人、生まれた日は違えども死す年、死す月、死す日は同じことを願わん！！』彼ら三人は互いに助け合い、励ましあいながら数々の戦乱を共に駆け抜けます。血が繋がっていなくとも彼らは本当の兄弟以上な関係を死ぬまで貫き通します。そんな彼らの姿が子供ながらにいつも眩しく見えました。『兄弟は左右の手』（兄弟は両手）＝兄弟は左右の手のように互いに助け合わなければならない。『兄弟は他人の始まり』＝兄弟は血縁といっても親子とは違い、情愛も薄く他人のようになっていく。

  2005年02月24日

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• 節分です。

  今日は節分です。僕の実家の岡山では豆まきをしたそうです。それに付け加えて巻き寿司を巻いて、恵方の方を向いて丸かぶりしたそうです。今年は西南西の方角だそうです。 トロントにいると日本にいる行事に参加できないのが残念です。それと同時にそのような行事が気になるのはやはり日本人なんだなぁと思わずにはいられません。節分といえば、僕が子供だった頃まではGB家では「お菓子まき」が一大行事でした。この日が本当に楽しみでしょうがなかったです。誰が考え付いたのか知りませんが、僕たち子供を喜ばすための両親のアイデアだったのだと思います。お菓子と豆をまいて、暗闇の部屋の中で取り合うなどと、最高のアイデアです。当日は学校の授業中からワクワク、ソワソワしていたものです。こうやって考えてみると、うちでは日本の行事を大切にして大いに体験させてくれていたなぁと思います。ありがとう！＊お子さんがいる家庭の方、ぜひ来年から「お菓子まき」を試してください。すごく盛り上がると思います。

  2005年02月03日

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• 僕の恐れる食べ物　完結編　「エビ」

  エビ大好きでした、本当に本当に大好物でした。エビフライが出た日なんて踊って喜んで食べてました。刺身ではマグロ、イクラ、ヒカリモノよりも甘エビが好きでした。徳島の祖父の家で食べる干しエビをお菓子のように頬張っていました。中華料理でまず頼むのはエビチリっでしょう！でも今思えばそれらがのすべての行動がダメでした。モノには（好きには）限度というものがあるのです。限度を超えた時人はおかしくなる。あんなに好きだったエビがある日突然食べえれなくなったのです。そうっ、一口でさえも。そして運悪く、カニもロブスターも「エビの親戚」と考えて食べれなくなりました（公式：茹でる前と茹でた後の色の変化がどれもエビと同じである）ビールも何度も嫌いになりそうになっています。でもここまで嫌いにならずにきてます。笑あっちなみに例外として今でも「かっぱエビセン」は食べれます。ということは・・・。＊エビアレルギーではありません。ただ純粋に食べすぎで嫌いになっただけです。涙

  2005年01月27日

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• 僕の恐れる食べ物　「納豆」

  僕は好き嫌いなく食べ物を食べる方です。子供の頃何個が嫌いな物がありましたが、母の方針のおかげというべきか何とか克服して今ではほとんどの物を食べることが出来ます。そうあの食べ物を除いては…納豆。納豆だけは生まれつき食べることが出来ません。アレルギーがあるわけではなく、あの匂い、あの色、あの感触がどうも受け付けないのです。そんな僕だって１度だけ納豆に正面から向き合って挑戦したことがあります。挑戦をするキッカケが起こったのは小学生５年の時です。友達の家に行って彼の愛犬マルチーズといっしょに遊んでいました。すると彼がいきなり冷蔵庫に行き白いパックを片手に戻ってきました。それこそが僕がずっと避けて通ってきた伝説の納豆でした。「まさかぁ食べないよなぁ」と思っていましたが、彼は期待を多いに外してくれました。おもむろにフタを開けて、端を中央に突き刺し、内から外に、外から内にのサイクルを繰り返して泡の物体を作り上げました。そして何だかわかりませんが美味しそうに、それは本当に美味しそうに食べ始めたのです。そして最後には愛犬にも納豆を与えたではありませんか。これが決定的でした、僕の脳みそを狂わせ僕はもうその場にはいることが出来ず、家に向かって一目散に帰りました。そして冷蔵庫を開けて白い箱を取り出したのです。子供の頃飲み物以外は勝手に手につけたことのない僕でしたが、もうそんなことはかまいませんでした（どうかしていました）生まれて初めての納豆を口に入れたのです。硬いと思っていた豆は恐ろしく柔らかく、そして予想以上に臭い。この一粒の納豆がこれから先の人生で食べる勇気すらも取り除くことになりました。納豆それは僕の一番恐れる食べ物です。＊納豆好きのみなさんすみませんでした。納豆を好きになれる何かとんでもないアイデアがあればぜひ教えてください。健康にも良い最高の食品と分かっていてもあの日がトラウマで食べることが出来ないんです。ご意見お待ちしてます！

  2005年01月26日

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• 「奇跡の木」

  うちの庭には季節外れのモミジが紅葉している。このモミジは伝説の木として崇められています。その名も「奇跡の木」。ある人が奇跡を起こした記念として植えられたこの木。毎年他の木々が裸になっている時に赤々と紅葉を僕らに見せてくれる。もう一つの名が「馬鹿の木」…季節感をまるでわかっていないのです。モミジ、柚子、ユスラウメ、金柑、椿、梅、カシノ木、その他にも僕の知らない沢山の草花が庭にあります。季節感を伝えてくれる自然があることはとても幸せだなぁ。そして四季がある日本の様は美しい。

  2005年01月04日

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• 自然と触れ合えた

  今日は従兄弟たちと家の近くにある百間川に魚捕りに行きました。小学生の頃はほぼ毎日といってよいほど放課後魚捕りにいってたものです。そして夕方まで泥んこ、水浸しになりながら魚たちと格闘したものです。あの頃は河川敷は今ほど整備されてはおらず、草がボウボウに生えていて昆虫もそこら中にいました。ソフトボールをしていた時ファールボールを捜すのも一苦労したものでした。犬の糞もよく落ちており、それをよく踏んでしまいカラカワレタことでさえ今ではいい思い出です。笑川にはホテアオイなのどの水草がそこら中に生えており、ヘラブナ、コイ、ブラックバス、雷魚、メダカ、川エビなどが溢れんばかりに生活していました。すべてが綺麗に整備されすぎた今、ボールがなくなることも（少子化でチーム自体がなくなったようですが）、石をどけてムカデやダンゴ虫を見つけることも、カマキリのカマにかまれることも、蛇を見て驚くことも、オナモミを投げ合うことも、そこらへんの草を興味本意に食べることも、服を泥だらけにすることも、ウシガエルの不思議な鳴声を聞くこともなくなったようです。でもそんな状態でも小魚と川エビが捕れたことで少しばかりの安堵と昔の思い出を感じることが出来ました。僕の故郷岡山はまだ自然が残っているほうだと思います。綺麗にし過ぎること（変えすぎる）にも問題があると思う。古き良き物を残しつつ現代の良いとこをうまい具合に調和さすのが好ましいのでは？それはどんなことでもそうです。泥んこになるまで時間も忘れて夢中に自然と遊んだあの頃、幸せだったなぁ。未来の子供たちは泥だらけなって遊べるのか…結構深刻な問題です。

  2005年01月03日

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• 絵本

  僕は小さい頃よく好んで本を読んだものです。今でも記憶に残っている本は「スイミー」です。僕ぐらいの年代の人は小学生低学年で国語の教材として読んだはずです。｛ストーリー｝海の中小さな赤い魚たちが群れになって暮らしていました。その中に一匹だけ黒い魚がいました。名前はスイミー。ある日、腹ペコのマグロがやってきて、赤い魚たちは食べられてしまいました。独りぼっちになったスイミーは、暗い海の底を泳いでいきます。そして、今まで見たことのないものに出会います。クラゲやイセエビ、ウナギ、イソギンチャク……。初めは怖くて寂しく感じたスイミーでしたが、海には素晴らしいものがたくさんいることを知り、元気を取り戻していきます。やがて、岩陰に小さな赤い魚の群れを見つけます。スイミーは一緒に遊ぼうと誘い出しますが、魚たちは大きな魚を恐れて出てきません。このままでは、いつまでたってもじっとしているだけ、何もできやしない。スイミーは考えました。どうすれば、広い海の中で皆一緒に遊ぶことができるのかを…。この「スイミー」、先週の授業で絵本について習ったのですが、良い絵本の例としてだされて思わず昔を思い出さずにはいられなかったのです。小学生になってからはもっぱら「偉人伝」「日本の歴史」「中国の歴史」「世界の歴史」を読んだ。といっても母がこれらの本を子供達のために購入していたので読んだだけですが。挿絵は手塚治さんが担当していて、歴史の内容を簡潔に書いているので何度も何度も読みました。僕が人より歴史の人物を知っているのはこの頃読んだからどと思います。自分で本を選んだことはありませんが、母がそれなりに素晴らしい本を選んでくれていたように思います。自分で好んで読む本の記憶は自然と残っているものです。いかに自然に物事を「好きになる」か！それが重要だと思います。「エルマーと竜」なども思い出深いです。

  2004年12月13日

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• キッカケ

  チェコ出身のドヴォルザークと言えば代表作は、交響曲第9番「新世界より」です。でも僕が一番好きなのは「ユーモレスク」というピアノ伴奏、バイオリンやフルートで奏でる曲です。始めは踊るようなリズミカルなメロディーで始まり、途中切なく悲しいリズムに、そしてまた最初の感じに自然ともどるという曲です。僕が小学生の頃、母に無理やり連れていかれたクラッシックのコンサートでこの曲に出会いました。確か僕の記憶が正しければ、バイオリニストの黒沼ゆりこさんがこのユーモレスクを奏でていたと思います。「僕この曲が好き」という言葉を聞いて母も喜んでいたのを思いだします。誰にでも物事の”キッカケ”というものがあると思う。僕も嫌々母に連れ添っていったコンサートでドヴォルザーク「ユーモレスク」に出会い、クラッシックもいいもんだなぁと考えが変わりました。自分の行動や言葉で、人に何かの”キッカケ”を与えれるようになれたらいいなぁ。

  2004年12月12日

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• LEGO

  LEGOって素晴らしいオモチャだと思う。僕は小学生の中頃まで好んで遊んでいました。思い返せば説明書どおりの物を作った記憶はあまりない。お城シリーズを誕生日の度に強請って買ってもらったのだが、結局作ったのは自分好みの城であったり、飛行機や車などだった。LEGOが僕らに与えてくれるのは、想像性だと思う。同じブロックを使って何度違うものを作ったことだろう。美術が好きだったり、CREATIVEな作品を人より旨く作れるのは、あの頃のLEGOとの一人遊びによるものだったかもしれないと今思う。たかがLEGO、されどLEGOだと思う。今でもLEGOはうちの屋根裏倉庫にひっそりと眠っています。いつの日かまたこのLEGOが使われる時がくると思う。その日が楽しみです。

  2004年12月11日

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• 友達について

  A friend to everybody is a friend to nobody.『だれとでも友達になるものはだれとも友達でない』二十歳の頃ぐらいだっただろうか、「友達」について深く考えたことがある。高校生の頃までは誰にも嫌われたくなくて、誰とでも仲良くしようとしていた。それはつまり自分に仮面をつけて、自分を偽って嫌われないよう嫌われないようにしていたのかもしれない。一人になるのが怖かったのだ、無性に。でも「友達」について真剣に考え始めて、ある人にこんなことを言われた。「あなたぐらいの歳になると、友達は選ぶものなのよ」「あなたが友達になりたくても相手がそう思わなかったらそれが成立しないように、あなたはあなたと気の合う人達と友達になればいいのです」硬く考えすぎるのはよくないけれども、僕が欲しいのは真面目な話も、愉快な話も、辛い話も、クダラナイ話もいっしょに共有できるような友達。いっしょにいるだけで安心出来るような関係。みんな楽しいことを考えたり話したりする方が好きなのはわかっていますが、悲しいことや苦しいことの話こそを親身になって話し合える友達がいたらどんなに心強くて嬉しいことだろう。その付き合いが一生続くとなおさらだ。自分から合わそう合わそうとしていたあの頃、そしてノリだけの友達はもういい、そんな風な考えに変わってから友達がどんどん出来なくなってきた、そして減っていったような気がする。でも今いる一人一人の友達の関係がすごく濃いものになっている、それでいいんだと思う、すごく嬉しいことです。こんな考え方は硬すぎるのかなぁ？でもこれが僕の性格なんだと思う。『つまらぬ友と付き合うくらいなら一人で生きよ。これを処世訓として肝に銘じておきなさい。自分より優れた人間か、せめて同程度の人間を友とすべきだ。人間の価値は、常に友の価値よって決まる。』　(コリングウッド)

  2004年11月28日

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• 浦和ガッツ石松　優勝おめでとうございます！

  浦和ガッツ石松、このヘンテコな名前を聞いたらたいていの人は「一体なんだろう？！」って思うに違いない。これは僕が東京にいた時に所属していた(大好きな)草野球のチーム名なのです。僕が大学生だった時に、同じ大学の先輩が所属するこのチームの助っ人にいったのが事の始まりです。初めて出た試合は慣れない軟球ということもあり少々戸惑いましたが、チームのメンバーにはすぐに親近感を持つことが出来ました。それはなんと言うか直感というものです。でもすぐにチームに入ったわけではありません。一度入ればチームの一員としてそれなりの責任が伴います、なので何試合かは助っ人として試合に出してもらいました。僕がチームに正式に所属したのには理由があるのです。そしてこの時体験したことこそ、このガッツというチームを表していると言っても過言ではない出来事でした。僕は東京の安アパートに住んでいた時に空き巣にあったことがあるのです。それを笑い話のように試合の後のミーティングで話したのです。確かにお金を取られはしましたが、あくまでも情けない話としてしたのです。次の週の試合時、いきなりキャプテンから熨斗袋を渡されました。その時は面食らって驚きました。中身を見たらガッツのメンバーの名前と現金が入っていました。その時キャプテンが「ガッツは困っているチームメイトがいたら互いに助け合うチームなんだよ」と言われました。その時、「うわぁー」って心の中で叫んでいる自分がいました。心から嬉しかったし、こんなチームで野球できたらどんなに楽しいだろうと思いました。その日に浦和ガッツ石松にお世話になることに決めたのです。ユニフォームって意外と高いんです。でも僕が学生ということもありチームのみんなが変わりにお金を払ってく購入してくれました。背番号＃５１を頂きました。ガッツでは試合以外にも、名古屋遠征や、バーベＱや飲み会など色々とお世話になりました。晴れてガッツの一員になれたのに、僕の進路が変わり、急遽トロントに行くことになったのです。せっかくみんなと野球が出来ると思っていたのに…それが本当に心残りでした。でもトロントに来てからもガッツのみなさんには色々な意味でお世話になりました。励ましのメールを頂いたり、文通をしてくれたり（ななちゃんもガッツの一員）デトロイトに出張に来ていたガッツのメンバーの人がわざわざトロントまで会いに来てくれたこともありました。ナイアガラにもいっしょに行きました。この前日本に一時帰国した時も、みなさん忙しいのにわざわざ集まって飲み会をしてくれました。そして今回大学に入学してから悩んでいた時にも色々な励ましのメールをもらい勇気づけられました。あまりにも心に響いたので少し紹介させて頂きます。『でも、これは超えていかないとその先同じ状況でまた越えられません。だから、ちょっと無理してでも、努力をする。可能な限り方法をさがしていくしかないと思います。道は、自分でひらくしかない。自分の気持ち１つで生かすもころすもできますから。結論づけたことは　言えません。申し訳ない。でも、本当に最大限の努力をしているのか、またできる道を探せているのかもう一度よく考えてみてください。』『今帰ってきたら１年後、１０年後に後悔するかもよ。とりあえず、今を頑張る。そして明日を頑張って、そして年内頑張ってみれば。状況変わってるかもよ。「初志貫徹」俺の好きな言葉です。』『何か大変そうだね。最近俺の周りでも、心の病の人が増えてきています。その人たちに共通して言える事は、「真面目」or「意地っ張り」です。自分のポリシーを貫くのも大事ですが、自分の体、心はもっと大事です。あまり、難しく考えないで、抜く所は抜いていった方が良いと思うよ。別に意地にならなくても良いのでは・・・「敗者は勝者にない大切な何かをつかめる」要するに、どう過ごしたか見つめなおして、前向きに生きて行く事が大事です。』勝つことを重視していた僕は、ガッツの一員となった日から考えが少し変わりました。「勝利よりももっと大事なものがあるのだと」「そのもっと大事なものを持ちつつ勝てばいい」。この優先順位を変えてからさらに野球が大好きになった気がします。僕のプランは東京で就職して毎週休日にガッツのみんなと野球をすることです。どうかその日まで背番号＃５１の席を開けて置いてください。６年ぶり２回目の優勝おめでとうございます！２年連続３回目の優勝（もしくわ３年連続４回目の優勝）の時にはその場にぜひいれたらいいなぁと思ってます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＃５１ from Toronto

  2004年11月22日

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• 『青空』

  ブルーハーツの『青空』を聞く度に思い出す先生がいる。中学３年生の時の担任の先生です。今まで沢山の素晴らしい先生に恵まれてきた僕ですが、この先生よりも情熱的な先生にはあったことがありません。イジメや差別は絶対許さない先生でした。生徒が悪いことをしたら「なんでそんなことをするんだよ」と言っていっしょに泣いてくれる先生でした。先生の口癖は「燃えようぜ！熱くなろうぜ！」でした。すべてのことに生徒と共に真剣に取り組んでくれる先生でした。そんな先生が文化祭の時にみんなの前で歌ってくれた『青空』は今でも鮮明に覚えています。「生まれた所や皮膚や目の色でいったいこの僕の何がわかるというのだろう…」先生は涙目でこの部分の歌詞を僕たちに向けて歌っていました。気持ちが歌にのって僕らに届きました。神様がこんな素晴らしい教育者を天国に召されたのは、僕が大学３年生になった時のこと。あまりの若い死に本当に実感がわかなかったし、信じたくも無かった。東京から岡山まで葬式のために帰省しました。葬式には沢山の先生の教え子が参列し涙していました。改めて先生がみんなに愛されていたのを知りました。もしも「なぜ先生になったの？」と聞かれたら僕は間違いなく先生の存在を話すことでしょう。今の世の中に一番必要で、一番あるべく先生を亡くしたのは本当に惜しいことです。先生の優しい性格ゆえに、生徒のことを考えすぎて病に発展したんだと思います。先生は美術の先生でした。（美術の授業が毎回楽しみで仕方なかったし、僕の美術の能力を伸ばしてくれたのも先生のおかげです）毎年年賀状で手作りの版画をおくる僕の作品を楽しみにしてくれていた先生も今はもういません。先生はアオゾラになって今でもみんなを見守ってくれていると思います。そんなことを思うとアオゾラを見上げたその時はとても弱音なんてはけないな。竹内先生、心の奥底から尊敬してます、あの頃のままに…。『青空』 THE BLUE HEARTS　作詞・作曲：真島昌利ブラウン管の向こう側　カッコつけた騎兵隊が　インディアンを打ち倒したピカピカに光った銃で　出来れば僕の憂鬱を　打ち倒してくれればよかったのに神様にワイロを贈り　天国へのパスポートを　ねだるなんて本気なのか？誠実さのかけらもなく　笑ってる奴がいるよ　隠しているその手を見せてみろよ生まれた所や皮膚や目の色でいったいこの僕の何がわかるというのだろう運転手さんそのバスに　僕も乗っけてくれないか　行き先ならどこでもいいこんなはずじゃなかっただろ？　歴史が僕を問いつめる　まぶしいほど青い空の真下で

  2004年11月12日

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• 父　（昔の思い出）

  毎週日曜日の早朝５時、父に起こされて近くの川まで魚釣りに行く。まだ子供の僕には竿は与えられていない。だから練り餌（グルテンと水を混ぜて作る魚の餌）を心を込めて丸める。父が魚を釣り上げた時は、僕が魚を釣ったみたいに嬉しい。「僕の餌で釣ったんだ」心からそう思って喜んだ。釣りについて行く理由の一つに、父はたまにジュースを買ってくれるからだ。まだ販売機のジュースがすべて１００円だった時代、そして子供の僕は３５０ｍｌの量を恐ろしくゆっくりと味わいながら飲む。釣った魚は庭にある手作りの池に放つ。（そして父がいない時にそっと池の魚を釣る。驚くほど釣れる！）父と僕は千代の富士が大好きだ。よくいっしょに相撲をとった記憶がある。もちろん勝てるはずはないが、色々な技を教わり、子供会の相撲大会では何度もメダルをとることが出来た。日曜日の夕方は父と近くのスーパーに買い物に行く。父の手を引っ張って、真っ先にお菓子コーナーに行く。まだ消費税のない時代、そして子供の僕は１００円分のお菓子を悩みに悩んで選ぶ。買い終わったらサザエさんに間に合うように急ぎ足で家に向かう。父には何度か殴られたこともあるし、家から放り出されたこともある。でもそのどれもが、意味があるものであったと今では強く感じます。野球の試合がある時は、父も母もよく応援にきていた気がする。あまり甘えた（甘えさせてもらった）記憶はないが、こうして考えると父は、不器用ながらに愛情を与えてくれていたんだと感じる（今でもそうなのだろう）心の内を上手く表現出来ない＝しないのは父に似ているんだなぁ。

  2004年11月09日

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• 時代の変化

  僕が通っているデイケアにはパソコンアがある。そしてそのパソコンを子供達が普通に触って操作する。ゲームのＣＤを入れる場所まで知っているし、マウスで操作することも知っている。保育園児、幼稚園児がコンピューターを操作する…僕の時代と比べる想像もつかないことだ。幼稚園の思い出、アンパンマンの紙芝居、積み木遊び、歌、落書き帳、買い物ごっこ、お芋堀、サッカー、こま回し...etc　時代は明らかに変わりつつあるのを感じた日。なんとかなく悲しくなりました。子供は子供らしく、想像力をフルに働かして遊んで欲しいし、外で泥んこになって遊んで欲しい。こけて血が出ても、つばをつけてケロッとしている様がいい。元気な子供がいい。

  2004年11月04日

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• 「ありがとう」

  今日で、１週間あった試験休みも終了です。本当にあっという間でした。大学に入る前は自習をしてたとはいえ、毎日がある意味休日でした。土日がきても、平日も休みに等しかったので、価値にも気づきませんでした。毎日が忙しいからこそ休日の価値がわかったのです。そういえば２日前は用事があって久しぶりにデイケアセンターに足を運びました。子供達と会うのは久しぶりでみんな「よしー」って言いながら抱きついてきてくれました。この時「ハッ」としました。なぜ子供が好きなのか、好きになったのか…この感覚こそがその答えの一歩なのです。東京にいた時、幼稚園や、保育園にはあくまでボランティアとしていっていました。１週間に１、２回ほどです。久しぶりに会う子供達は嬉しくて抱きついてきて、いっしょに遊ぼうといいます。それは楽しいはずだし、子供も可愛いはずです。だって子供の可愛いところしかみていないのだから。毎日いっている先生達、クラスの担当を持つ先生達、子供だけじゃなく両親ともうまくやらないといけない先生達のたいへんさが本当に身にしみてわかりました。たった毎週木曜日、金曜日しかいってなくてこれです。毎日いっている先生方はすごいと思う。辛いことや悲しいことがあるから、嬉しいことの価値もわかるんだと思う。今思うと、幸せな時って意外とその時には気づかないものです。だってその当時はそれが当たり前と思ってるから。辛いことや、失ったりして「あぁあの頃は幸せだったんだ」と気づくものだと思う。今だって本当は幸せな時期なのかもしれない。辛くたって、今この瞬間に（いつ死ぬかもしれない）戦争に行ってる人もいるし、病と葛藤してる人もいる、交通事故にあってる人もいるかもしれない。これは決して大げさとかではなく事実起こっていることなのです。暖かい家でコンピューターを使いながら「ツライ、しんどい」などとグチを言っている僕は幸せすぎるん（甘すぎる）だと思う。下と上をみたらキリがない。こうして人と比べる自体が本当は間違っていることなのかもしれない。自分は自分、どんなことがあっても自分の信念を貫き通して行けたらそれでいいんだと思う。でもそれが一番難しいことだとも思う。人は意外と弱いもので、自分一人で辛さや悲しさを抱えきれるほど強くは無い。だから昔から群落を作っていっしょに暮らしてきたし、結婚もするし、人と付き合ったりもする。それにみんな心のどこかしらで寂しさを持っているものだと思います。ただそれを表にだすか出さないか。それをこのような文章で書けるのはある意味「強み」であって、結局は弱い人間なのです。あぁ明日から新しい月がはじまります。学校＝生活はまだまだ慣れませんが、色んなものに感謝を忘れずに頑張ろうと思います。　「ありがとう」

  2004年10月31日

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• 幼稚園の思い出

  僕が幼稚園に行ってた時の思い出は、優しい先生と、大きな積み木で家を建てたり、サッカーしたり、筋肉マンの絵を描いたり、スぺーシュシャトルを作ったり、紙のお金で買い物屋さんごっこをしたり、ウサギの世話をしたり、アンパンマンの紙芝居をみたり、遊具で遊んだり、お弁当を美味しく食べたり、初めて路面電車に乗ったりと数え切れないほど覚えています。きっとこれは環境と先生が良かったからこのような思い出が残っているのだと思います。毎日行くのが楽しみでしょうがなかったです。このような環境を作るのが先生達の一番の使命だと思います。この年代の子供達はすべてを大人＝先生に委ねているのだから。

  2004年09月30日

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