2018年度からの小学校英語授業
2020年度からの小学校での英語授業必須化にともない2018年度からの2年間は準備期間に入りますそれが先行実施あるいは移行措置というものです先行実施はずばり2020年からの授業と同じ要項で2年前倒しで行うというもの移行措置とはいきなりは無理なので2年後からの要項への橋渡しとして現行と改定後との過不足が生じないように調整するための措置実は小学英語は今回が初めてのことなのですが他の教科は今までから指導要項が変わるごとにその実施前2年間では移行措置が行われてきましたそれは指導要項が変更されると教科ごとの学習単元が学年間で移動することがよくあります(特に理数科目)例えば6年生で習っている単元が5年生に移動したとしますすると指導要項改定前年に5年だった生徒はその単元を6年では習えなくなってしまいますこれでは世代によって習った単元習わなかった単元が発生してしまい世代間の不公平が生じますまた5年から6年に単元が移動する場合も5年で習って6年でもまた習ってしまうということも起こりますですから指導要項が改定する前2年間はその調整期間となり学年が降りる単元は先に習うように学年が上がる単元は先に習わずに進級してから習うというように調整されるのですそれが移行措置の2年ですそこで保護者が注意しなければならないことは意外と現場の先生がうっかりと単元の調整を忘れてしまうこと教えなくていいのに去年までのつもりで教えてしまった教えなければならないのに去年と同じつもりで教え忘れたということが実は頻繁に起こっています(たいていは隠ぺいされていると思いますが、塾で指導しているとそれ習ってないとか習ったでと判明したりします)小学校では2018年度からの2年間中学校では2019年からの2年間が移行措置期間になっていますので特に他の教科で気を付けてほしいと思いますということで長くなってしまったので小学校英語の2018年度からの2年間の話はまた次回に・・・・・・