さらば津軽屋食堂
旅の終わりの食事場所に選んだのは「津軽屋食堂」。暖簾をくぐると、左手は厨房と長いカウンター。右手には4人掛けのテーブル席が5席。カウンターとテーブル席の間にはゆとりがあり、すっきりとして広々した印象がある。昔ながらの正統派食堂で、ショーケースから好きなものを選んで頂くというスタイル。ちょうど私の座った位置の目の前がショーケース。整然と並んだおかずに目移りする。ホッケ、鮭、鯖の味噌煮込、カレイの煮付といった魚類が全て¥300。切り干し大根、キンピラごぼう、ポテトサラダが¥170。明太子¥320。おしんこ各種¥100。塩辛、奴¥80など。ショーケース以外にもカツ丼¥600、カレーライス¥450、天ぷらうどん・そば¥450、鍋焼きうどん・そば¥480など充実のラインナップ。食べている間にもショーケースには茄子の味噌炒め、ウィンナーと野菜の炒めものなどが増えていく。ホッケ焼き¥300とご飯の小¥90、瓶ビール小¥300を頂く。ホッケは肉厚で脂がのり美味。当然跡形もなく頂いた。最後に味噌汁¥70を頂けば満腹。味噌汁の具は油揚げと豆腐。意外にも薄味で出汁がきいていた。満腹満足幸せ。締めて¥760也。こうして短くも充実した北の旅が終わった。