経済が最悪の国への投資は最悪か
最近よくアフリカ南部にある国、ジンバブエのニュースを聞く。 ムガベ大統領の民衆への弾圧や失政による食料不足で、多くの国民が国外へ脱出しているとか。 経済の状況はとにかく半端じゃなく酷いもので、GDP成長率は10年連続でマイナス。 ハイパーインフレが起き、今年末には10万%を超える見込みだとか。 *ジンバブエ (ウィキペディア) こんなしょーもない国でも株式市場は存在しているのだろうか。そう思って調べてみたらありました。 *ジンバブエ株式取引所 HPの見かけは意外としっかりした感じ。 ここでは"Industrial Index"と、"Mining Index"の2つの指数があるようです。 私が初めてここを見たときは、"Mining Index"が1日で30%も上がっていました。 指数でそんな急上昇あり?と思い見てみたら、指数内の一つの会社が100%上がっていたのがその原因でした。 超ハイリスクな市場のようです。 その証拠にこんな記事を見つけました。 【きょうのチャート】収益率39000%を目指すならジンバブエに注目を (ブルームバーグ) 指数が昨年1年間で39000%上がったとか。インフレ分を考慮してもはるかにそれを上回るリターンです。 貯金してもインフレで紙くずとなるわ、土地は政府に没収されるわで、資産が株式に回った結果だとか。 でももう株式市場もダメでしょうね。こんな政策が出たから。 ジンバブエ、外資の株式保有制限へ (日経新聞) もし万が一そんなジンバブエで投資しようと言う猛者がいらっしゃるなら、ここで紹介されているブローカーへ連絡すれば良いのかと思います。 現地へはエア・ジンバブエでどうぞ!