為替テクニカル・ドル円=下向き波形スタートした可能性
実体部が80pの下影陰線引け。上値に200日線や、基準線96.80円を控えて動きが重く、実体部は雲の下限をまたいで、前日の陽線を逆になぞるように下値を探るかたちとなった。 一時95.33円まで下落したが、転換線95.55円を下回る水準では期待どおり底堅さを見せ、同線を上回って引けた。ただ、注目された遅行スパンはローソク足の上抜けに迫ったものの上昇しきれず、買い示唆への転換に失敗。上昇基調に乗るきっかけを逸した。 上値が抑制され、下向きの波形をカウントし始めた可能性がある。転換線割れでの底堅さを失い、1日に下げ渋った際の安値94.44円を割り込むリスクが高まってきた。レジスタンス2 96.80(基準線)レジスタンス1 96.09(21日線)2日終値 95.7811:20現在 95.65***サポート1 95.01(5/29安値)サポート2 94.44(6/1安値)