【アジア外為相場見通し】ドル:95円65銭~97円10銭
本日のアジア市場で予想される主要通貨の取引見通しは以下の通り。 米ドル/円:弱含み第2抵抗水準:98円83銭:3月18日高値第1抵抗水準:97円10銭:時間足第1支持水準:95円65銭:3月12日/18日安値第2支持水準:94円87銭:87円10銭(1/21)~99円67銭(3/5)の上げの38.2%戻しMACD(移動平均集束・かい離度):弱含みストキャスティクス:弱含み◇ドル弱気材料:米連邦公開市場委員会(FOMC)で長期国債3,000億ドルの買入れと不動産担保証券(MBS)の買入額を7500億ドル増額したことによる、米財政赤字の拡大懸念の高まり。米国債利回りの急低下。日本の輸出企業からのドル売り。年度末を控えた日本への資金回収(リパトリエーション)需要。◇ドル強気材料:リスク志向の高まりによる円に対する諸通貨の買い。米国株の続伸。日本の輸入業者からの決済需要。日本経済の悪化懸念。米2月消費者物価指数の2カ月連続の上昇で米国のデフレ懸念の後退。注目材料:米週間失業保険新規申請件数米3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数 米2月全米産業審議会景気先行指数 ユーロ/米ドル:強含みもみ合い第2抵抗水準:1.3798ドル:1月8日戻り高値第1抵抗水準:1.3587ドル:1.4719ドル(12/18)~1.2455ドル(3/4)の下げの半値戻し第1支持水準:1.3328ドル:1月27日高値第2支持水準:1.2984ドル:3月18日安値MACD:強含みストキャスティクス:強含みだが買われすぎ◇ユーロ強気材料:18日に9週間ぶり高値1.3533ドルまで上昇。FOMCの量的緩和策を背景に米ドルの全面安基調。リスク志向の高まりによるキャリー取引需要。スイス国立銀行(中央銀行)によるスイスフラン売り・ユーロ買い介入観測。◇ユーロ弱気材料:中欧・東欧金融市場の低迷による悪影響。暗いユーロ圏経済。ユーロ/円:強含みもみ合い第2抵抗水準:132円25銭:10月10日安値第1抵抗水準:131円04銭:12月18日戻り高値第1支持水準:127円97銭:3月18日安値第2支持水準:127円24銭:3月17日安値MACD:強含みストキャスティクス:強含みだが買われすぎ豪ドル/米ドル:強含みもみ合い第2抵抗水準:0.7125米ドル:1月9日高値第1抵抗水準:0.6849米ドル:2月9日戻り高値第1支持水準:0.6637米ドル:時間足第2支持水準:0.6563米ドル:3月18日安値MACD:強含みストキャスティクス:強含みだが買われすぎ◇オーストラリアドル強気材料:本日、5週間ぶり高値0.6809米ドルを付ける。米ドル全面安基調。リスク志向の高まりによるキャリー取引需要。米国との金利差。◇オーストラリアドル弱気材料:弱いオーストラリア経済の見通し。注目材料:オーストラリア2月新車販売オーストラリア準備銀行(中央銀行)3月月報オーストラリア2月輸入統計