週足・ユーロドル=転換線-基準線レンジ維持できるかが焦点
実体部が310pの上影陰線引け。買い先行で前週高値の上抜けに迫る場面もあったが、低下した基準線1.3525ドルを超えた同水準では上値が重く、1.33ドル割れへ押し戻されて引けた。 目先の抵抗である基準線の本格的な上抜けには至らず、基準線と転換線1.3098ドルに挟まれたレンジで、まだ底固めが続くことになりそうだ。遅行スパン近辺のローソク足の高値が、3週後の4月17日週に1.3531ドルまで低下するが、その時期まで転換線-基準線レンジを維持して、推移できるかどうかがポイント。ただ、3月6日週の安値から前週20日週の高値1.3739ドルまでの上昇の半値押しにもあたる転換線を割り込んだ際、1.2457ドルまでの全値戻しへ向かう可能性が依然としてくすぶり続けている点は留意しておきたい。