ドル:95円85銭~97円75銭
本日のアジア市場で予想される主要通貨の取引見通しは以下の通り。 米ドル/円:弱含みもみ合い第2抵抗水準: 98円25銭:11月13日高値第1抵抗水準: 97円75銭:時間足第1支持水準: 95円85銭:本日ここまでの日中安値第2支持水準: 95円11銭:時間足MACD(移動平均集束・かい離度):強含みストキャスティクス:弱含み◇ドル弱気材料:14日の米国株の下落と本日のアジア株連動安の予想。リスク回避の高まりによる円キャリー取引の解消。米国の企業減収見通しや弱い経済指標。米政府が不良資産救済プログラム(TARP)の運用方針を変更したことによる、短期金融市場の緊張の高まり。G20金融サミットでは金融安定化へのさらなる協力が約束されたものの、具体性に欠け期待外れだった。日本の輸出業者の売り。12月16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測。◇ドル強気材料:日本の輸入業者の決済需要。注目材料:11月NY連銀ニューヨーク州製造業景況指数米10月鉱工業生産・設備投資カンザスシティー連銀ホーニグ総裁講演ユーロ/米ドル:弱含みもみ合い第2抵抗水準:1.2853ドル:11月13日高値第1抵抗水準:1.2799ドル:時間足第1支持水準:1.2448ドル:時間足第2支持水準:1.2387ドル:11月13日安値MACD:強含みストキャスティクス:強含み◇ユーロ弱気材料:原油価格の下落。リスク志向の弱まりとキャリー取引の解消。ユーロ圏7-9月期GDP(速報)がマイナス成長となり、1999年のユーロ創設以来初めて定義上のリセッション(景気後退)入りが確認されたこと。欧州中央銀行(ECB)が12月4日の理事会で追加利下げする観測の強まり。注目材料:ユーロ圏9月貿易収支トゥンペルグゲレルECB理事講演 ユーロ/円:弱含みもみ合い第2抵抗水準:125円98銭:11月13日高値第1抵抗水準:125円03銭:時間足第1支持水準:120円20銭:本日ここまでの日中安値第2支持水準:118円52銭:時間足MACD:強含みストキャスティクス:中立豪ドル/米ドル:弱含みもみ合い第2抵抗水準:0.6694米ドル:11月14日高値第1抵抗水準:0.6661米ドル:時間足第1支持水準:0.6339米ドル:11月13日安値第2支持水準:0.6004米ドル:10月27日安値MACD:強含みストキャスティクス:弱含み◇オーストラリアドル弱気材料:リスク志向の低下よるキャリー取引解消。オーストラリア経済の弱気見通し。オーストラリア準備銀行(中央銀行)が12月2日に追加利下げするとの観測。◇オーストラリアドル強気材料:金価格の反発。米国との金利差。オーストラリア準備銀行(中央銀行)が安値圏ではオーストラリアドル買い介入するとの期待。注目材料:オーストラリア7-9月期小売売上高