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カテゴリ:History 歴史
今日8月6日が、63回目の原爆忌。
今年3月に広島を訪れましたが、平和祈念公園が、爆心地である旧中島地区であったこと、宿泊したホテルが爆心地から徒歩で数分の場所であることが、嘘であったかのように美しい街並みでした。 草木が数十年は育たないと言われた、その土地は現在唯一の原爆被爆国の都市として、長崎とともに世界へ平和を訴え、「過去」の出来事を後世に伝える役目を担っています。 核兵器は、実際戦時中に使用されなくとも、世界の国々が現在も保持し、開発し、実験しています。 また、実験の例としてアメリカが1946年にビキニ環礁で行ったクロスロード作戦。核爆発の研究のため、日本から接収した戦艦長門やアメリカ海軍の余剰な艦船、老朽艦、潜水艦を標的にしただけでなく、多くの動物も実験用動物として、それらの艦船へ生きたまま乗せました。環境への被害にも目をつぶることはできません。 実戦で使用されなくとも、保持すること、研究し実験することへも「NO」と言わなければなりません。 それには、まず広島、長崎を忘れずにいること、後世へ伝えていくこと。 人はつくったものは、試さずにはいられない。研究しない、持たない、つくらない。つくりあげてしまえば、どれほどの力を発揮するか、なににどれほどの影響を与えるか、数字とともに、必ず目の前で確認したくなる。 戦争が起これば、それは食止められなくなるかもしれないからこそ、平和である今もっと意識していかなきゃいけないかなと思います。戦時下にない現在の日本という意味で、今使いましたが、今も戦禍にさらされている国や地域があることも忘れてはいけないです。 くどくどと書きましたが、毎年終戦記念日前後には、特に戦争関連の本を読むことをしていますが・・・ここ数年は年中読んでいますが・・・ 今年選んだ何冊かの中から、今日は今読んでいる2冊を紹介します。 ☆「東條英機 天皇を守り通した男」福富健一・著(講談社) 東條の入門書としてはお勧めしないです。「東條英機 大日本帝国に殉じた男」松田十刻・著(PHP文庫)など先に読むと、東京裁判や陸軍、東條の生涯を知ることができると思います。確かにA級戦犯ですが、東條=日本のヒトラーではないと思います。 ☆「昭和天皇は知っていた 原爆の秘密・国内編」鬼塚英昭・著(成申書房) 国外編もあります。 真っ赤なカバーに強烈なタイトルだったので、つい買ってしまいました。 今日はあまり多くの方の関心あるトピックではないので、すみません!コメントしづらいと思うので、スルーして頂いて結構です!!! 8/6に何が起こった日だということだけ忘れないで頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 18, 2008 10:32:09 PM
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