愛すべき道具達・・・。

『日明海峡釣り公園でイワシが爆釣中よ！もう凄い事になってるから！』

と、ブラックバスを釣りに行く為に寄った釣具屋で聞かされた情報。通常ならば、『へぇ～』で終わる話ですが、対象魚
が”鰯”というのは魅力的！急遽、対象魚を鰯に変更し、北九州市小倉北区にある日明海峡釣り公園に向かいました。

思い出せば20数年前、『また鰯！？もういいよ！』とアホみたいに釣れ続くイワシに嫌気をさしていたのですが、
ある年を境に、全く鰯の影を見なくなったんですよね。『食べたい時にそこにはいない』歌のタイトルになりそうな
この状況ですが、温暖化等の影響等があるのか、サビキ釣りと言えばアジが一般化し、あんなに釣れていた鯖
でさえ、ここ最近はほとんど見ませんでした。そんな中の、超貴重なサビキによるいわし釣りが堪能出来るのです
から、この機会を見逃すわけにはいきません。とりあえず、大急ぎで日明海峡釣り公園に到着すると、そこには

人、人、人！

過去に何度もアジングやメバリングで通ったフィールドですが、こんなに人が多いのは初めてでして、3m程の間隔
で数百m続く釣り人の多さに圧倒されながらも、とりあえず空いていた場所で竿を出すと、そこからは即入れ食い！



サイズ的には15cm～18cmほどですが、久しぶりの鰯との対面でヒートアップし、釣った分だけ捌かなくては
ならないという事を忘れて頑張りました。ちなみに、今回得た情報ですが、鰯がメインとして捕食しているのは

2～3cmほどの小魚（おそらく鰯の赤ちゃん）

でして、捌いたお腹の中からもかなり出てきたので間違いないと思います。釣具屋の店長もオススメとして紹介してくれた

ハヤブサ(HAYABUSA) 小アジ専科　リアルシラス　HS201　針5号－ハリス0．8号

↑のリアルシラスを使用したのですが、両サイドで釣っていたノーマルのピンク色のサビキよりも釣果が伸び、
更に、細かくシェイクしてやる事で、シラス部分がフラッシングし、納得の釣果につながったのだと思います。
また、サヨリや小さなコノシロ等もたくさんいますので、鰯だけを狙うという意味でも、このハヤブサから発売
しているリアルシラスが良かったのかもしれませんね。針のサイズは5号が現在の所、最適だと思われます。



これ以上釣ると、捌くのが地獄絵図になりかねませんでしたので、80匹程で終了。実釣時間は1時間ちょっと
といった所でしょうか。しかし、本当に綺麗な魚ですよね。↑は鱗を取った状態ですが、これは美しすぎます！



とりあえず絶対に食べたかった鰯の刺身と



鰯の生姜焼きで食べたのですが、あの懐かしい味が口一杯に広がり、当時では決してわからなかった、鰯本来の
ポテンシャルを充分に堪能する事が出来ました。おそらく、この鰯が青物やシーバスを呼び寄せて、今年の北九州
全域、特に日明海峡釣り公園周辺では大きなドラマが起きるような気がします。なお、日明でイワシが釣れ始めた
のは数日前からのようですが、こればっかりは行けば確実に釣れるというものではありません。まだまだ充分な程
のストック量は確認したのですが、いつ終わるかわかりませんので、なるべく急いだ方がいいかもしれませんよ！

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