ガッツリ飲むんじゃなくて、何とはなしに美味しい酒をすこ~しだけ飲みたい気分で、
「Bowmore飲み切ったし、何かあったっけ?」と冷蔵庫を物色。
ありましたありました。(^Q^)
Hoegaarden witbier - ヒューガルテン・ホワイトビア
今までネタにしなかったのが不思議なほど、こればかりを飲んでた時期があったほど惚れ込んでおります。
上面発酵によるフルーティかつクリアなのど越しに、コリアンダーやオレンジピールの風味、シャンパーニュの製法に近い瓶内二次発酵のおかげできめ細かな泡立ちと香り立ち。
ビールの苦手なひとでも、これなら飲める、とおっしゃる事が多い、ベルギーを代表するビールです。
惜しむらくはやや単価が高いこと。
Gonzalez Byass Oloroso Dulce - ゴンサレス・ビアス オロロソ・ドゥルチェ
二手目は、あのティオ・ぺぺの作り手による甘口デザートシェリー。
オロロソは添加アルコールの度合いが強く、辛口フィノのようにフロール(酵母と石灰による白い膜)が発生せずに、酸化熟成が進みます。
そのため白ワインにもかかわらずまるで熟成した赤のような色合いになっているのがおわかりかと。
以前酸化の進んだカリフォルニア白を飲んだことがありましたが、
http://plaza.rakuten.co.jp/groovinbottoms/diary/200703120000/
ほぼこれに近い色合いですね。
香りも紹興酒や醤油に近いようなタッチなのですが、口に含むと何とも言えず厚みのある、ボディにマッチした香味へと姿を変え、控えめながら確かな甘みが静かに押し寄せる、飲み下すのが惜しいような幸福感がありました。(*^Q^*)
見ておわかりのようにミニボトルなのでまさにグラス一杯分でしたが、これで十分。
魅力を堪能できました。
美味しゅうございました♪