あるベース弾きの戯れ言

Vigne Erisa Melrot / Domaine Paul Mas
南仏ラングドックはエロー谷の作り手マス兄弟による、充実したヴァラエタルワイン。

抜栓間なしからメルローの柔らかさを感じます。
しかしタンニンは十分に太く、充実したミネラルや諸要素の複雑さもちゃんとあって、パワフルなワインに仕上がっていて驚かされました。
欲を言えば、もう少し気品が感じられたらパーフェクトなのだけれど、この値段設定では酷というものでしょう(^^ゞ。

抜栓２日経って、酸が前面へ出てきたのとスパイスのタッチが香と味わいに。
まだまだパワフルさは健在。

普段飲みでこれだけ充実した酒を口に出来るのは、本当に幸せな気分になりますね。
他にもシラーやカベルネ、シャルドネなども醸しているようなので、見つけたらぜひ試してみたいと思います。