再生した月はどこ？

　　　　　　　　　　　　　
１～２話を読んでからこちらのページにどうぞ。

今日書く有償ボランティアの辞めて行った理由は

あくまで私の憶測が主で絶対に真実であるとは言えません。

それを了解して読み進んでほしい。

4月に入所して4月に辞めた彼女。

ただ犬、猫が好きで入っても実情を知れば知るほど

「何故？」　「どうして？」とかの疑問が湧く。考えて動く人ほど。

それが正常な神経の持ち主だと思う。静岡県の最低賃金で

ボランティアだから朝は7時頃から夕方も7時ぐらいまで。

公休は月1回あればいい。住み込みだからプライバシーも

ないに等しい。協会の所在地は周りに徒歩で行けるコンビニもない。

朝から晩まで臭くて汚い犬舎で惚けた犬まで相手にするのだ。

食事は朝パン。昼仕出し弁当。夕は出来あいの総菜にご飯。

私が行く日はそれに１～２品と味噌汁。

協会の会長もご主人も食に興味のない人で、昨日まで母親の

美味しい食事だった人には耐えられなかったのか・・・

5月に辞めた三保の猫係の男性。住み込みといっても

汲み取り式の古いブッ潰れそうな家。猫と一緒だ。

猫は3段ケージ入りだが毛は舞っている。午前中に猫の世話をして

30分車で小河内へ。昼食を食べ（例の390円弁当）午後は

山にいる犬の世話をして、やはり6時頃三保の猫の世話へ

自前の車で帰って行く。この彼も静岡県の最低賃金12万5千円。

彼は協会の実質管理者である会長のご主人と上手く疎通が

出来ず2ヵ月で辞めて行った。明日の見えない仕事に嫌気がさしたか？

3人目の彼女は４月から8月だから少し長い。

彼女の場合、直接彼女の口から　「会長がいなくなるなら私辞めます」

と、聞いている。　　　　この人の場合はハッキリ言って

”いじめ”に遭っていた。3名の女性ボランティア、その中で”ハブ”に

されていたらしい。ほどほどの無視と仲間はずれ。ちょと変わった人

だったので私もあまり話をする機会がなかった。それでも会長は

なにかと彼女に声を掛け手元に置いて（犬舎が2ヵ所だから）

仕事をさせていた様だ。

この会長は　”うつ病　”　を発症中で（この病私も経験者で・・・）

悪くなると起きられなくなり（上をクリックして読んでね。以前のページ）

しばらくこの小河内から離れた時期がある。彼女の担当の犬とも私、

仲良くなっていたので犬には負担をかけずに済んだ。

この会長不在の時に　”いじめ”のボルテージが上がったのだろう。

会長が居ないと本当に傍若無人になる2名がいた。男性管理者も

彼女達にはヘラヘラ・ニコニコして何も言わない。いや、どう見ても

言えなかったんだと思う。　

私は別枠の人間だから特別何か、彼女達とあった訳でもないが

ひとりは私から声をかけなければ目の前にいても無視、しらん顔

そんな態度を平気でした。　口を利かない動物をず～と相手にして

いるせいか人間としての言葉や節度を忘れてしまうのだと、つくづく感じた。

私も辞めようと思った日は、この2名と男性管理者の中へ

いつも通りに入って行って思いきり知らん顔された時だ。

社会性のない集団。口の利けない、文句も言えない犬猫を

何年も相手にしているとああなるのか・・・働く人間を育てる

そんな心の余裕すらない日々。

さて、明日は核心に入ります。私が辞めた本当のホントを・・・