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カテゴリ:読んだ本
この時にを読んで、これははじめにコッチを読むべきだったと思ったので、
「今更」だけど読んでみました。 出版社 / 著者からの内容紹介 公園のゴミ箱から発見された女性の右腕、それは史上最悪の犯罪者によって仕組まれた連続女性殺人事件のプロローグだった。 比類なき知能犯に挑む、第一発見者の少年と、孫娘を殺された老人。 そして被害者宅やテレビの生放送に向け、不適な挑発を続ける犯人――。 が、やがて事態は急転直下、交通事故死した男の自宅から、「殺人の記録」が発見される、 事件は解決するかに見えたが、そこに、一連の凶行の真相を大胆に予想する人物が現れる。 死んだ男の正体は? 少年と老人が辿り着いた意外な結末とは? 宮部みゆきが“犯罪の世紀”に放つ、渾身の最長編現代ミステリ。 上巻721ページ 、下巻701ページ 、とにかく長い!!!!! グイグイ読んでいけるけど、それでも長い~、長すぎます。 連日深夜まで読んでいたら、睡眠不足からの疲れで、口唇ヘルペス発症しちゃいました。(笑 「ミステリー」なんだけど、「犯人は誰か?」というのではなく、 なんで「模倣犯?」という視点で読み進み、その謎は最後の最後まで分からないという…。 「なぜ模倣犯なのか?」ということが分かる場面で、「おぉ!!」とそれまでの1300ぺージほどに合点がいくけれど、 山場は何と言ってもその後に有馬義男(孫娘を殺された老人)とピースの電話のシーンですね。 それまでの長い話の中で犯人のお勝手な理論を十分すぎるほど見せられているからこそ 全てを打ち砕く有馬義男の2ページにもわたる台詞に、心が揺さぶられました。 途中何度か「このままグダ~と終わるの?」と諦めかけましたが、最後にピシっと締まっていて あぁ、最後まで読んで良かったなぁと。 最後の50ページほどの引き込まれ感が、「最後まで読んで無駄じゃなかった」という感想ではなく 「すごいお話だ!」と思わせるんでしょうね。 模倣犯を見よ終えた今、楽園(上)楽園(下)もう一度読むかな。 とにかく長いんだけどね~。 宮部みゆきさんの作品で評価の高いを読んでみたいですね。 最新作は です。 送料無料中の楽天ブックスさんで、特集を組んでいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月15日 00時05分42秒
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