キャッチコピーの考察
商売をやる上で、 “いいものを作る”というのは当たり前ですが、必ずしも“いいもの” なら、 “どんどん売れる”とは、限らないものです。 “いいもの”をどう皆に伝えて、 “買ってもらう”か。 実店舗であろうと、ネットショップであろうと、この辺りの演出とテクニックは必要不可欠です。 一般的には、飲食店を開業しようと思う人は、“料理の技術”は何年も修行して“店”をOPENします。 「“腕に自信アリ”だから、きっと皆来てくれる」と信じて。。。 でも、「料理の技術」を修行した人が、必ずしもそれ以外の事について長けているとは限りません。 ・「経営者」としてのセンスを持っているか・「盛り付け・店舗装飾・広告・ロゴ・演出」のデザインセンスを持っているか・「売り方・アピールのテクニック・コピーのセンス」を持っているか・「インターネット関連の知識と技術」を持っているか 商売をやっていくと、どんな店でも、こういうものが必ず必要となってきます。それを持っていない人は、専門家に手伝ってもらいます。税理士さん、デザイン屋さん、経営コンサルティング屋さん、HP製作会社さん・・・ それに気づかずに、売り上げが伸び悩んでいるお店は、時として、“人のせい”にしがちです。 『店の立地が悪い』『この街の地域性や客層が悪い』『味の分からんヤツが悪い』『他の店に客を取られてる』などなど・・・。 かくいう僕も、そういう気持ちになった事はあります。だから、気持ちはヨーク分かります(^^; ところで、最近ちょっと気になるネーミングの商品。 『絶品』と自分で言っちゃった・・・しかもデカデカと・・・ こういうのって、勇気要ると思うんですよ。ここまで言い切ると、当然ハードルはMAXに上がるし、期待値を超えないと評価されないから、相当な覚悟だと思うんです。 だから、僕はそれをやってのけた事だけで“スゴイ!”って言ってあげたいです。 しかもね。。。 ネーミングもさることながら、キャッチコピーもぶっ飛びました・・・ 「ロッテリアはウマい!」と言わせます。 これまでは“ウマくなかった”と、認めてしまうコピー。。。 まさに、“自虐ネタ”ですね・・・。 なんだか後先考えてないようなこの販売戦略・・・。 吉と出るか凶と出るか。。。 皆さんも一度、この“社運をかけた一品”をお試し頂き、感想を聞かせてください。