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カテゴリ:コミュニケーション・生活
好きな人と嫌いな人という分け方で判断する。【こにの壺焼さま】
ああ、そういう傾向はあるかもしれない。 言われ方とか状況、その時の自分の精神状態とかも関係あるのかもしれないけど、よくよく考えてみると、その二人から言われた内容はさほど変わらないような気がするのに、自分が受けたイメージはまるで違っていた…なんてことも実際あるし。 それに、今職場で、私からの感情が「嫌い」と「どちらでもない」の間をふらふらしている人がいるのだけど、その人への感情が「嫌い」の方向に傾く状況を思い返してみると、「胸にささることを言われる」っていうのもあったりするから、やっぱりある程度、判断の際に感情面が先立っているように思える。 では、好きな人に対し、苦言を呈することができるのか、と考えると、私には自信がない。というより、出来ないのではないだろうか、と感じている。 別に好きな人に対しては、いつも当たり障りのない、あるいは都合の良さそうなことばかり言っているというわけではないが、改まって「耳に痛い」ことを言えるのかいうと、「嫌われるんじゃ…」という感情が先にたってしまうように思える。 これはいつも軽口を叩き合っていて、後で考えてみると「これはちょっと言いすぎだったかも…」とか感じてしまうことがある人でもそう。その時はそういう意識が失念してしまっているから言えるのであって、意識してしまうとかえって言えないような気がする。 「苦言を呈する」ことに限っては、かえって、「嫌いな人」や「どちらでもない人」の方が言いやすいんじゃないだろうか。 自分が嫌いなんだから、相手だって私を嫌いに違いない。仮にそうでないとしても、嫌いな人に嫌われるのはべつにかまわない。という感覚で、「嫌われるかも…」と思っていても、それが足枷にならないような気がするから。 私は、「嫌いな人」とは仕事とか、必要に迫られる状況でなければできる限り会いたくない。とか思ってしまうのだけど、かといって職場の人間関係が好きな人ばかりだったりすると、感情が邪魔をして、かえってきついことは言いにくくなってしまうようなにも思える。 そういう意味では、仕事をするうえでは、「好き」とか「嫌い」とかいった思い入れがとくにない人のほうがいいのかもしれない。 いや、まあ、相手が好きな人でも苦言を呈すことができるようになれば、もっといいのだろうけどね。 関連:いい人も悪い人もいない 【uumin3の日記さま】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 20, 2007 10:55:55 PM
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