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カテゴリ:コミュニケーション・生活
相手の価値観を尊重するということ。【オオカミの遠吠え通信さま】
どうも人間というのは「相手の意見を尊重する」と言いながらも、結局は「自分の考えを押しつける」傾向が強い気がします。私、どちらかいえばそんな感じだな。 (価値観を意見などを)否定されるのは自分だけじゃなくて、相手の人も嫌なはずなのに、いざ互いの価値観がずれたりする場面に出会うと、その価値観を認めることがあまりできていないように感じる。 自分が価値観を認めることができるのって、もともと自分のなかである程度認めていたものか、あとから自分で納得したものぐらいで、その他にはかなり不寛容になってしまっている気がする。そして、その範囲は意外と狭いんじゃないだろうか。 さらに、最初に否定されてしまうと、その相手に自分の意見を認めさせようとして、ぶつかりあってしまうことが多いように思える。しかも、その時は自分の意見を認めさせることばかり考えていて、相手の意見を認めるという部分は抜け落ちてしまっている様な…。 別に自分の意見に共感してくれなくてもいい。と、そう思っているはずなのに、どこか相手にそうもとめてしまっているような、もっというと、自分の意見の方が正しいみたいな、まるで勝ち負けを決めるかのような状態になってしまっているような気がする。 ヒートアップしてしまっているからというのもあると思うんだけど、それでも、やっぱりその時相手の価値観は否定されているんじゃないかと思うし、もっというと、自分の価値観を認めもらいたいあまりに自分の価値観で相手の価値観を押しつぶそうとしてしまっているんじゃないだろうか…と。 でもそれで、強引に相手を折れさせたとしても、結局それって自分の価値観を押し付けただけなんだよな…。 何も相手が自分の意見を否定しているからといって、自分も相手の意見を否定したり、最初に認めさせるというところから入らなくていいとは思うだけど、いざその場面になると半ば反射的にぶつかり合う方にいってしまうことが多い気がする。 それだけ、自分の意見や価値観を否定されたくないという思いが強いということなのだろうか…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 15, 2007 12:35:53 AM
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