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カテゴリ:文章、創作・表現、ことば
最近、「前にもこんなこと書いたような…」と、感じることが多くなってきたように思える。言われたこともある。
多感な毎日を送っているわけでもないし、好奇心旺盛というわけでもなく、それどころか、大抵の物事に受動的で、無感動な所さえあるせいだからかもしれないけど、自分が話せることや、ネタの引き出しみたいなものは、案外少ないんかないかと思っている。 私は、何か話すにしても誰かの記事への反応という形できっかけを貰っていることがほとんどなので、余計にそう感じるのかもしれない。 ブログの話題にある程度周期があるからか、私がそういう記事ばかり読みにいっているからか、あるいは単に偶然かはしらないけれど、読んでいて「前にも似たような記事読んだな」と思うこともある。とはいっても、その二つの記事の書き手が同一人物だったりすりることはまずないので、さほど「同じ記事」という印象はなかったりする。 「前にも書いたことを書いている」という話自体はときどき見るのだけど、実際誰かのサイトで「前にも同じこと言ってなかったけ」と感じたことはほとんどないので、こういうことに悩んでいる人は実はあまりいないんじゃないか、と危惧してしまうこともある。 そんなこと気にしないで書きたくなったんなら何度でも書けばいいとは思うし、実際私もそうしていたりするのだが、画面の向こうで、「またあいつの、△△がはじまった」みたいにとられていないかな…と書いた後で不安になることもある(でも消したりはしませんが)。 それよりも一番の問題は、前に書いたことと同じコトを書いた場合、後で両者を比べてみると、大抵最初に書いた方ができがいいように感じてしまうことだったりする。 リメイクするのであれば、その時に感じなかったことをプラスしたり、視点を変えてみたり、まあ、そこまでできなくても、せめて以前書いたものよりはいいものを、と思って、書いていたりはするのだが、同じ刺激でも最初の時のほうが強く、新鮮味があるからなのか、勢いの差かどうかはわからないけれど、なかなか前よりいいものが書けたとは感じられなくて……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 12, 2007 10:22:32 AM
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