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カテゴリ:コミュニケーション・生活
複数のハンドル名【こにの壺焼さま】
なんとなくわかる気がするな。 別に、秘密主義とかそういうものでなくても、その人と、付き合いの深さや、距離感、関係などによって、見せてもいい部分、見せたくない部分というのはあると思う。 私自身、仕事上の同僚や近所づきあいの程度の関係の人に、自分の趣味、特にオタク気質な部分というのはできる限り見せたくないと思っている。 かといって、完全に隠蔽する必要もないとは思うし、したくてもできないので、見せても大丈夫そうな部分だけ見せて、偏見をもたれそうな部分とかはなるべく見せないようにしている。 逆に長年付き合っていて、自分のオタク気質なところをある程度解っている友人には、職場の話とかは、あまりしたくないと思っている。 こっちの理由は簡単で、話すと大抵愚痴かぼやきになってしまうからだ。そうでなくても、ネガティブな思考の持ち主なのだし、わざわざこちらから選んで楽しくなさそうな話題を振るのもどうかと思う。 友人と話すなら、なるべくその人が興味をそそられそうなものか、楽しく盛り上がれるものにしたいと思っている。 ネット上においても、私は見せる部分はある程度限定していたりする。初期の頃は少し書いていたけれど、身辺雑記のような日常的なことはもう書かないつもりだ。感情的な部分も、あまり見せる気はなかったりする。 もしかしたら、現実の私とネット上の私をあまり結び付けられたくないのかもしれない。 ただ、その分ネット上では、現実に誰かに話すことはまずないようなことをかなり書いているような気がする。おそらく、互いの顔が見えない、モニターを通しての距離があるからこそ、話せる話題というのもあるのだと思う。 例え、いつも読んでいてくれている人であったとしても、その人を目の前にしてしまったら、ここで書いているようなことについては、ろくに話せないんじゃないだろうか。まあ、現実にあってまで、ブログ論の話とかはまずしないと思うけど。 そして、誰にもいえない、どこにも書けないような類のことというのも実はある。そういうことは、たとえ書いたとしても、自分以外の人には見せないだろうと思うし、それ以前に、形にすることのほうが少ないだろう。 そのようなものはきっと、ずっとひっそりと胸の奥にしまっておいて、そのまま墓の下まで持って行くことになるのだろうな。 でももしかしたら、いつか、どこかで、そんなことも書いたり、話したりできる時が来るのかもしれないけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 14, 2007 12:02:05 AM
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